人間関係でもそうだが、絶対に肌が合わない、波長が合わない、苦手な人が居る。

食べ物だってそうだ。苦手なものは仕方がない。ピーマンが苦手とか、ニンジンが苦手とか、体にいいからと言って、ちょっとでも食べさせようとすること自体が間違っている。嫌いなものは嫌いなのだ。それ以上でもなければそれ以下でもない。ただ、それだけのこと。人間、何かが嫌いなことなんて、履いて捨てるほどある。

カープはソフトバンクが苦手で嫌いなだけ。それ以上でもなければそれ以下でもない。だから、今後も、給食に出されても食べられないし、食べる必要もない。「はい、苦手ですぅ~」と、3日連続箸を付けなければそれでいい。全く関係ない。3日連続、2軍の選手を出しとけばよい。誰を先発させようが、どんなオーダーを組もうが全く関係ない。逆立ちしたって、絶対に(死んでもと断言する)勝てないのだから、そんな馬鹿馬鹿しい話に、絶対に付き合ってはならない。一切相手にしないことだ。

ここ数年で、カープが負けることを試合前に200%の確度で確信したのは二度目だ。9月8日からの甲子園での阪神戦、村上は打てるはずがなく、ましてや大竹先発なら完全試合もあると本気で覚悟していた。

負けの確信の前回は、昨年の交流戦のソフトバンク3連戦。初戦の大瀬良が、一見球にキレがありそうでいて、その実、ストライクで勝負できない情けなさ。この時点で、ソフトバンクとの圧倒的なチーム力の差を感じてしまい、3連敗はもちろん、どの試合も10対

0で負けると確信。いや、今の状態でソフトバンクと100回対戦しても、絶対に1回も勝てないだろうと確信した。これだけ負けを確信したのは生まれて初めてだった。結局、結果は、もちろん3連敗。3戦の合計得点は、1対26だった。

力の差、などというレベルではない。牧原などというバッターは、全くアウトにならない、その後のカープ戦を含め、彼がカープ戦でアウトになったのは、今年の交流戦カープ戦でようやく少しアウトになった、そんなイメージだ。(コアなベイスターズファンから評判の良くない藤田が、カープ戦に限っては、先日まで打率8割だったように、たまたま極端な数値が、出ただけかも知れないが)。

そんなソフトバンク3連戦と同様、昨日なす術もなく阪神に完敗し、今日はテレビで観る気せず、仕事しながらParaviでやってくれる横浜ヤクルトを観た後、ラジコのタイムフリーで一応(義理で)聴き始めたが、初回から大竹はバンバン全部ストライク。ストライク率90%以上じゃないのか、こんな投手世の中にいない。

こっちは、秋山、西川という「看板選手」を無理やり復帰させたのが仇になり、まともにスイング出来ない状態。ラジオで聴いてるだけであのソフトバンク戦の10対0の力の差と同じようなものを突き付けられ、2回には大竹の打球がなぜか左翼に落ちたようで、もう、聴くのが馬鹿馬鹿しくなり「投了」。

何か、いかんともしがたい力の壁が全面的に支配しており、応援とか、采配とか、そういう問題では断じてない。

こうなるなら、中途半端に3戦目を勝たず、3連敗した方が良いような気がする。

サイコロは、突然反転することがある。

リーグ戦は、阪神戦はもう全部負けて、CSの時に、なぜか阪神の打球が野手の正面を突き、広島の当たり損ねがヒットになるように、ツキが一変することを祈るしかない。

そのためにも、もうリーグ戦では、ツキを全部阪神に与えた方が良いのではないか。

対ヤクルト、延長12回7対7の引き分け。

 

先発黒原と聞いてびっくりした。

こんな大切な時期に、わざわざ負けに行くのが信じられない。

黒原は、ロッテ戦でも味方の援護を貰いながら全く持ちこたえられずノックアウトされた。正直、一軍では通用しない投手と感じた。

案の定、立ち上がりから不安定な投球。初回から2点を失う。

やはり、今日は負けか。。

だが、その裏、カープが奇跡的に6点を奪い逆転。完全な負け試合が、勝てるかも知れない試合に転じた。

この試合、勝てるとしたら、早々に黒原に見切りを付け、リリーフを出すことだ。だから2回から投手交代で良かった。だが、新井監督は、先発投手の早目の交代はしない監督。2回も黒原で行き、結果的に2回は0に抑えた。2回から交代が無理なら、百歩譲って3回から交代なら勝てていたたが、黒原を続投させ3回にさらに2点をとられた。ようやく4回から交代させたが、その投手が森浦という最悪手。今年の森浦はストライクが入らず、黒原同様不安定な投手。悪い予感は当たり、四球、四球、本塁打で逆転。

 

3回から、森浦以外の投手で行けば勝てていた。その場合、終盤投手が足らなくなるから、1人1イニングではなく、複数イニングで行けば良かった。例えば3回から、益田2イニング、アンダーソン2イニング、とかで行けば勝てていた。

勝ちパターンの投手は1イニング限定は分かるが、他は複数行かすことも必要。

 

いずれにしても黒原先発はない。

思うに、この投手はルーキーイヤーの序盤、ショートリリーフで結構活躍し、期待していた。キレのあるストレートで抑えていた。

ところが、ちょっと良いと使い倒すのがこの球団(当時は佐々岡監督)の悪いくせ。連投で疲れ、リズムを失ったところで吉川への頭部死球で完全に自分を見失ってしまった。

 

今の黒原にはコントロールはもちろん、球威もない。現状では一軍は無理だと思う。