ここ数年で、カープが負けることを試合前に200%の確度で確信したのは二度目だ。9月8日からの甲子園での阪神戦、村上は打てるはずがなく、ましてや大竹先発なら完全試合もあると本気で覚悟していた。
負けの確信の前回は、昨年の交流戦のソフトバンク3連戦。初戦の大瀬良が、一見球にキレがありそうでいて、その実、ストライクで勝負できない情けなさ。この時点で、ソフトバンクとの圧倒的なチーム力の差を感じてしまい、3連敗はもちろん、どの試合も10対
0で負けると確信。いや、今の状態でソフトバンクと100回対戦しても、絶対に1回も勝てないだろうと確信した。これだけ負けを確信したのは生まれて初めてだった。結局、結果は、もちろん3連敗。3戦の合計得点は、1対26だった。
力の差、などというレベルではない。牧原などというバッターは、全くアウトにならない、その後のカープ戦を含め、彼がカープ戦でアウトになったのは、今年の交流戦カープ戦でようやく少しアウトになった、そんなイメージだ。(コアなベイスターズファンから評判の良くない藤田が、カープ戦に限っては、先日まで打率8割だったように、たまたま極端な数値が、出ただけかも知れないが)。
そんなソフトバンク3連戦と同様、昨日なす術もなく阪神に完敗し、今日はテレビで観る気せず、仕事しながらParaviでやってくれる横浜ヤクルトを観た後、ラジコのタイムフリーで一応(義理で)聴き始めたが、初回から大竹はバンバン全部ストライク。ストライク率90%以上じゃないのか、こんな投手世の中にいない。
こっちは、秋山、西川という「看板選手」を無理やり復帰させたのが仇になり、まともにスイング出来ない状態。ラジオで聴いてるだけであのソフトバンク戦の10対0の力の差と同じようなものを突き付けられ、2回には大竹の打球がなぜか左翼に落ちたようで、もう、聴くのが馬鹿馬鹿しくなり「投了」。
何か、いかんともしがたい力の壁が全面的に支配しており、応援とか、采配とか、そういう問題では断じてない。
こうなるなら、中途半端に3戦目を勝たず、3連敗した方が良いような気がする。
サイコロは、突然反転することがある。
リーグ戦は、阪神戦はもう全部負けて、CSの時に、なぜか阪神の打球が野手の正面を突き、広島の当たり損ねがヒットになるように、ツキが一変することを祈るしかない。
そのためにも、もうリーグ戦では、ツキを全部阪神に与えた方が良いのではないか。