「Never quit！　Forever！」

初めてのプロレス観戦をしました。

西村修さんとドリー・ファンクJrさん

VS

大仁田厚さんと雷神矢口さん

83歳のドリーさんのために共に、癌で闘病中の西村修さんがリングに上がるとの報に、吃驚しました。

大仁田厚さんもプロレス人生50周年記念とのこと。

よりによって、何でもありのプロレスなんて・・・。

でもね、ラリーという競技をやっている夫を持つ身としては、

私は、この決断を聞いた時から、心から応援していた。

流石、私が惚れ込むだけあるわ〜💓

20年前に60歳のドリーさんと西村さんの師弟関係のこと、

ドリーさんの弟のテリー・ファンクさんと大仁田さんの関係と1回忌、川崎球場への思い入れ。

いろいろな話を聞けば聞くほど、この対戦は、西村さんしかないでしょ。出るしかないでしょ。

って思うし、この体調の今だからこそ受けて立つ西村さんであり、私の思い描いていた西村さん、まんまだと思うのです。

西村修さんとは、政治の世界からの出会いで、子どもの食事と健康について、学校給食に力を注いでくれていることからのお付き合いです。

でも、

まさか、プロレスを観に行くことになるとは・・・

給食のみの話だけではなく、プロレス界のお話と人生訓、政治と生きる姿勢は、会うたび毎に惚れ込む魅力があるのです。

そして、医師に念書を書いた話は、やっぱりフラッシュバックする。私の場合、逆だけれどね。

子宮頸がんワクチンの接種後、どんどん状態が悪化する娘を見て、医師に「全責任は私が持つから、ステロイドパルスをして欲しい。ステロイドを処方してくれ！」と懇願した日々を思い出す。

試合の方は、固唾を飲んでの観戦？絶叫の観戦？に試合中の写真はないので、ネットのニュースから引用です。

１番の感動シーンは、爆破にやられてマットに倒れた西村の隙を狙って矢口と大仁田がドリーさんに電撃棒を喰らわせようとする瞬間、ドリーを守って自分が電撃棒を喰らうその姿に涙が止まりませんでした。

がんステージ4の西村修、電流爆破マッチで大仁田組に激勝　「地獄のリング」から奇跡の生還4月に食道がん（扁平上皮がん）ステージ4と診断されたプロレスラーで東京・文京区議会議員の西村修が24日、『川崎伝説2024』（神奈川・富士通スタジアム川崎）で5か月ぶりの復帰戦を飾った。メインイベントのダブルヘル電流爆破マッチで、83歳のドリー・ファンク・ジュニアと組み、大仁田、雷神矢口組と激突。自身も被爆した西村は13分5秒、ドリーから継承したスピニング・…

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そして83歳のドリーは、入場するシーンだけでも、不安が過ぎるような状況なのに、

リングの中では、真摯に往年の技で毅然と闘う姿にこれまた感動の嵐です。

「命を粗末にするな」　議論呼んだがんステージ4プロレスラーの復帰　「俺は逆の考え方」大仁田厚が語る真意食道がん（扁平上皮がん）ステージ4闘病中のプロレスラーで東京・文京区議会議員の西村修が24日の『川崎伝説2024』（神奈川・富士通スタジアム川崎）で5か月ぶりにリング復帰した。83歳のドリー・ファンク・ジュニアと組み、ダブルヘル電流爆破マッチで大仁田厚、雷神矢口組に勝利した試合は、戦前から多くの議論を呼び起こした。なぜ西村はリングに上がったのか。なぜ大仁田は…

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【暴発したらジ・エンド】末期がんの現役議員でプロレスラーが電流爆破マッチに挑む「人は何のために生きているのか」を見せたい　人知を超えた闘病生活で、末期がんを克服せんとするプロレスラーがいる。プロレスラーで東京都文京区議会議員の西村修、52才。4月からステージ4の食道がんの治療を行い、7月には脳への転移で…

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「“悪液質”という医学用語をご存知ですか？　がんと抗がん剤や放射線治療の副作用で心身を猛烈に削られて、食欲が無くなり痩せ細っていくことを指す言葉です。要するに重病人は、負のスパイラルで坂道を転げ落ちていくわけです」

病院食を食べ残せば、さらに胃に軽い食事に変わっていく。ベッドで終日寝たきりでも、その辛さを知る医師や看護師は、怒らずにそっとしてくれる。

「体を甘やかしたら、あとは尻すぼみに弱るだけ。がんを治すなら、化学治療だけじゃなく、自分でもいっぱい栄養を摂って体力をつけなきゃ。腹を減らすには体を動かすトレーニング。ICUから退院したときは、スクワット3回すらできなかったけれど、頑張ってもう1回増やせば、次は4回、5回と増えていく。今は朝に300回、午後は全身の筋トレができるまでになって、4月の初入院時よりも体力は上がってきました。（記事引用）

本当に強靭な精神力と実行力に頭が下がる。日本人が無くしたものの大切な部分を見せつけられた気がします。

どう生きるか？人生を生き切る情熱を見せて頂いた。

そして、アントニオ猪木が「闘魂」という言葉を大切にしたように、

ドリーは「テキサスブロンコ（テキサスの野生の荒馬）」

西村さんは「無我」という言葉をとても大切にしている。

かくいう私の人生の課題は、我を無くすことだと思っている。

勇気と元気を頂いた最高の時間でした。

西村修さん　ありがとうございます。

（これ別の場所で書こうと思っていたのですが、写真がうまく貼れなかったので）

人生を生き切る情熱と我を無くす（無我）〜初のプロレス観戦記