新春の映画始めはこちら門松


イーストウッドの名画を1880年の北海道を舞台にリメイクしたもの。
そう、あのゴールデンカムイの時代ですよキラキラ

そう考えると、人殺しをなりわいとし顔に傷を負う主人公・人斬り十兵衛(渡辺謙)もどこか杉元のようだし、ならずものが集まる集落も茨戸のよう。佐藤浩市さん演じるサディスティックで冷酷な保安官も、悪役としてゴールデンカムイに出てきそうです。

私がこの映画を見た最大の理由は、柳楽優弥さん演じるアイヌの青年を見たかったということ目

青年は実際には和人とのハーフで、澤田五郎という名前でしたが、絶対アイヌ名の方が似合いそう。(アイヌ名は出てきませんでしたが・・)

まるでチカパシがそのまま大きくなったかのような天真爛漫さで、表情や演技も素晴らしかったと思いますキラキラ

十兵衛の亡き妻はアイヌ人だったという設定や、五郎のマキリや十兵衛妻の首飾りがキーポイントに使われているあたりも、北海道の歴史への配慮が感じられます。

暴力描写はなかなかリアルかつハードですが、ゴールデンカムイの時代を知りたい方にはおススメです。銃