一人暮らしの叔母の話。
90歳を超えて認知症の症状が出始めたので、お世話になっている社会福祉士の勧めで成年後見人制度を利用することになった。
私は他県在住だし、妹にあたる私の母だって80代後半に入り頼りにならないので、家庭裁判所に第三者を選定してもらうことに。
今は申立書作成段階で、先日司法書士の方から資産調査結果の報告があった。そこで、気になることが2点判明した。
1年ほど前に振込みをした使途不明金300万円が発覚。振込先が分からない。それから、車1台分ほどの土地が市内の不動産会社へ贈与されていることも分かった。なぜに贈与?
本人に聞いても覚えていない様子。
現段階では、控えも見当たらないし本人でないと調べられないようで、相手にしてもらえないという。
おばは生涯独身で、これまた独身だった弟と実家の家業を守ってきて、弟に先立たれ十数年、1人で頑張ってきたのに…
何か詐欺まがいのことに巻き込まれたのであれば、本当にかわいそう。
私からすれば、叔母は実家に縛られ人生を犠牲にしたようにも見えるのだけど、本人は生まれ育った家で生涯を終えたい、と事あるごとに言う。
叔母は身体が元気で入院した経験もほとんどない人、徘徊があるわけでもなく、身の回りのことはヘルパーさんが週何度か入ってくれている。それでも、ケアマネさんには1人にしておくのは心配だと言われるし、本腰入れて施設を探さないといけない段階にきているのだろうな。
どこまで本人の希望を叶えてあげられるか分からないが、これからは最後の日まで心穏やかに過ごせるように微力ながら力添えをしたいと思う。