エルトン・ジョンが音楽を手がけるミュージカル『ビリー・エリオット』を
観に行ってきました
映画『リトル・ダンサー』のミュージカル版です
炭鉱夫の父と兄、認知症の祖母と暮らす労働者階級の少年ビリーは
男らしいボクシングを習いに行くように言われますが
殴り合うボクシングが嫌いでした
そして偶然目にしたクラッシック・バレエに魅了されます
バレエは上流階級の女の子が習うもの
貧しい、ましてや男の子が踊るなんてもってのほか!!
そんな偏見にぶつかりながら
ビリーは踊りの才能を開花させていきます
やがて
名門バレエスクールの入学試験の話を聞き・・・
ボクシングは男らしくて強いけれど
バレエは女らしくて弱い
男がバレエを踊るなんて可笑しい
・・・誰が決めたんでしょうか?
好きなことは好き
嫌いなものは嫌い
バレエが好きだって、ビリーは男の子
友達のマイケルに相談に行ったビリーは
ボクシングを習うマイケルが、レースやフリルが大好きで
家ではスカートを履いていることを知ります
でも
マイケルは好きなことを好き、と堂々としてるんです
貧しくてレッスン代も払えない・・・
そんな家庭に生まれながらも、ビリーは確実に才能を伸ばし
いつしか踊ることを夢見るようになります
いいじゃない
好きなことは好きなんだから!!
男とか女とか、そんなことよりも
自分らしく生きるほうがきっと楽しい
きっと幸せ!!
お金持ちしかバレエをしちゃいけないなんて、決まってない
女の子しかチュチュを着ちゃいけないなんて、決まってない
私が観に行った日は子役が乗っていたみたいで
拍手でいったん舞台が静止したほど
自分の夢に向かい、たった1人で炭鉱町を出て
ダンサーを目指すビリー
自転車で駆けつけたマイケルの頬にキスをして、自分の体ほどもあるバックを引っ張る姿は
間違いなく
自分の夢を追っかけているデカイ男の背中でした
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