皆さま、こんばんは三日月

魔法の歯医者カルロス・オネストです!!


今日は、歯医者として…

『神経は残しておいた方が良い』

ってことについてウインク



皆さん、歯には神経が入っているのは知っていますよね

むし歯が神経まで進んでしまった時の痛み
経験ありますかはてなマーク

ほとんどの人は我慢できないでしょうね
のたうち回るような痛みですもんねえーん



歯の神経は、痛みを感じるだけではないのです

神経と一緒に血管が入っていますから
歯に栄養を運んできてくれているのです

見た目的には、何も変わらないように見えますが
実は、血管が運んできた栄養で
歯は常に新しい細胞に入れ替わって
良い状態を維持しているのです


実は、僕自身は神経を取った経験がありません

むし歯は何本かありますが
全て小さな詰め物だけで
神経をとらなければならないような大きなむし歯になったことがないのです

だから、申し訳ないんですけど
患者さんの痛みは
本当の意味では分からないんですよねぇ…ショボーン



昔は、歯が痛くなるのが嫌だから
神経を取ってとか
歯を抜いて総入れ歯にして
なんて言う人がいましたよね

さすがに、僕が開業してから
全部の歯を抜いてとか
全部の歯の神経を取ってとか
そんな要求をされたことはありません


まあ、そう言われても
絶対に応じませんけどね爆笑



神経が残っていると、どんな良いことがあるのかはてなマーク


神経のある歯は、強いんです!!

ちゃんと栄養が来ていますからね

神経を取った歯は
見た目は普通と同じでも
もう栄養が来ていませんので
死んだ状態になります


よく木の枝で
枯れた枝が折れずにそのまま残っている場合がありますよね

枯れた枝は
触ればポロポロっと崩れ落ちる

神経を取った歯は
この枯れた枝とほぼ同じ状態です


根の治療をして、何とか被すことはできますが
噛む力に耐えられる限界が
かなり低くなります

自然に噛んでいるだけなのに
根っこが割れてしまって
使えなくなってしまうことがよくあります

これが神経を取った時の
一番の怖い結末なんです

だから、出来るだけ神経は取りたくない


でも、神経という組織は
一度完全に炎症を起こしてしまうと
元に戻ることがないのです
(【注】保険外の特殊な薬剤を使用した治療法では、神経を残せる可能性がある治療法も一部あります)

だから、痛みが出てしまった場合はもちろん
痛みはそれほどでもなくても
神経の炎症が強いと思われる場合は
神経を残すことができません

そうならないように
そこまで進行しないうちに発見するためにも
予防歯科をやっている歯科医院で
定期的に予防管理することが大切なのです


今日の話題はこのへんでチョキ


長いことお付き合いいただき
ありがとうございましたおねがい