
看護師をしていて、
あまりに当たり前すぎて気がつかなかったこと(価値観)があります。
それは、
”患者さんは幸せになるために生まれてきており、
自分で解決する能力を持っていて、
医療者はその痛んでいる身体や心を治すお手伝いをする”
ということ。
そしてそれは既にゴールだと勘違いしているということ


人は目標を達成する時に
「目的志向型」「問題回避型」にわかれるそうです。
~『「影響言語」で人を動かす』著:シェリー・ローズ・シャ―ベイ 出版:実務教育出版~
看護師の立てる看護計画は、患者さんの状態が良くなるために目標を掲げるので「目的志向型」のようですが、
得る情報をアセスメントする際には、「問題回避型」が用いられます。
解決目標として掲げるのは、○○の予防、○○の維持、安定した状態に戻る、○○できるようになる、などです。
すべてゴールが決まっている前提なのです。
だから看護計画・看護目標は、理想のゴールからの引き算から立てられています。
言い換えれば、人は○○できるのが当たり前、という概念あるのです。
例えば、骨折した患者さんの看護計画はどうでしょう。
看護目標のひとつに、「日常生活を送れるようにする」というものを掲げる。
患者さんは日常生活が送れる能力・力を持っていることが前提となりますよね。
そしてこれ以上悪化しないようにすることが含まれている。
既にゴールを見越して、そこに向かって看護計画を立案していきます。
「今の疾病の状態から看護目標に向かっていくにはどのようにすればいいか」と。
NLPコーチングを学び始めてから気がついたことがあります。
「目標を自由に描いて、幸せになっていいのだ」ということ。
そして
”患者さんは幸せになるために生まれてきており、自分で解決する能力を持っていて、
医療者はその痛んでいる身体や心を治すお手伝いをする”ということは

スタートであるということ

「痛んでいる身体や心をゴール」として達成するには、
既に机上で学んだことを患者さんの個々の状態に合わせて実践していきます。
そしてこれは既にどの看護師さんもされていること。
さらに私たち看護師は、(とくにこの『caring for myself 』を読まれている方は)
「痛んでいる身体や心を治すことからスタート」することが
患者さんとともにつながり、創造していくという看護の実践となります。
そしてそれが
愛や慈しみ、慈愛
といった言葉で表現されているものです。「目的志向型」「問題回避型」の判断基準に優劣はありません。
でもどちらも看護に生かせたら、より深くより幸せになる看護ができることに気づかれたと思います。
あなたの患者さんに「病んでいる身体や心を治すことからスタート」してみましょう

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