プロジェクトが頓挫。
頼りにしていたエンジニアが離脱した。

無償でみんなで始めて、お金になることに変えていこうというプロジェクトだったのに、ある日「もう無償ではできません」と言い出した。

当たり前だ!!無償からアイデアで生み出すプロジェクトだ!!

じゃあ彼がここまでどんなに頑張ってくれたかというと、プロジェクトの進行や目的をかなり詳細に語り合ったのに、一向に動かない!!

プロジェクトも始まって、このままだ進行に支障が出る!という段階になり焦って、旅先から何とか電話で説得してようやく少し進んだ。

海外に行って、音を録音するというプロジェクトだが、僕が自然の音の録り方素人なので、エンジニアと日本で練習してから行きたい。

その為の協力をお願いしたのに、ギリギリまで彼は動かず、
ほとんど練習できないまま、外国に来てしまうことに。

一時間半も重い荷物を背負って山を登って録ってきた音は、いとも簡単に彼に寄ってボツにされる。

頭に来る。
そうならないように、もっと練習しておこうと申し出ておいたのに。

何日も何日も、また山に登って必死の思いで録ってくる。
ボツになる。

彼曰く、ちゃんとした音を録って来ないとミックスはできない。

ちゃんとした音を録る打ち合わせ、できなかったじゃないかよ!!

そんなことばかりで、ほとんど目的の音も録れず這々の体で日本へ戻る。

今度は来年度に向けて、スポンサーへのPRをしなきゃならない。

でも彼からPR用の音源が届かない。
これが今届かないと、スポンサーPRすら間に合わない。
プロジェクト自体が破綻する。

散々プロジェクトを遅延させて、破綻寸前まで言って、ようやく催促をしたら、彼からの返答は「これ以上は無償ではできない」「プロジェクト全体を見直した方がいいんじゃないか」

そんなもの、始まる前に言え!

すでに始まっていて、たくさんの人を巻き込んでるプロジェクトだ!

ちゃんと進行に沿った行動をしろ!

他人事みたいなことばっかりで、正論ばかり言って、結局言いたいことは

「このプロジェクトではやる気にならない」だろ!

始まる前に言え!
彼がコアスタッフだというつもりで、大切な部分を任せた僕が、馬鹿みたいだ。

このプロジェクト、頓挫しても責任を取るのは僕だ。
結局、僕だけだ。

いやでも、まだ僕を信じて付いてきてくれている若いスタッフもいる。

何とかする!
始めたことは最後までやる!

ちくしょう!悔しい!
バカヤロー!!

まあ、彼の説得が不十分だったというだけだけどな!
でも信頼してたんだよ!

なるべく負担かけないように、こっちも最低限のこと以外は自分でがんばってたんだよ!

その気にすらなってないなら、最初から言え!!
始まったプロジェクト、よく見てみろ!!

あんたと俺が中途半端に始めたプロジェクトだよ!

予算があっても、あんたとなら、たぶんこんな展開だっただろうな!

ああ、すっきりした。