赤い風船をふくらます


 ほっぺがまるくなる かわいいね


 息が途切れそうで 小さい子のようで


 見つめた ふくらんだ赤い大きなまる


 にこっと微笑んだ


 風がそっと吹いて


 まるいものさらってく


 悲しんだ 落ち込まないで


 ほら お空に元気に舞いたかっただけだから


 遠ざかる赤いまる


 消えずにずっと小さくなって遠くなる


 赤い風船


 あの子のだいすきな赤いまる