社会リポート/環境劣悪 救命策も不備/福島原発作業員の死を追う
東電福島第1原発事故の収束作業で22日に下請け作業員が亡くなった問題は、東電の労働環境・安全対策と一刻を争う救命体制の不十分さを浮かびあがらせました。(山本眞直)
死亡した作業員は、日立の子会社・日立GEニュークリア・エナジーの4次下請け会社の男性(57)。
東電が発表した時系列での経過によれば午前9時50分にトイレ休憩後に体調不良を訴えました。厚生棟休憩室で休んでいましたが、10時15分ごろに本人が「よくなった」と話したので、作業チームは「全員が作業に戻った」としています。
別の作業チームの作業員が意識不明の男性を発見したのが10時35分ごろ。同44分に通報を受けて厚生棟係員らが心臓マッサージを施し、自動体外式除細動器(AED)を使用しながら5・6号機の医師に通報。かけつけた医師が作業員の心肺停止状態を確認したのが11時3分でした。
原発構内用の「急患車」がよばれましたが、構内にはいった急患車はそのまま市街地を走行できません。途中のガソリンスタンド(富岡町)で別の救急車に移り、いわき市立総合磐城共立病院に着いたのが午後0時41分、集中治療室(ICU)で治療が始まったのは0時58分でした。意識不明が発見されてから2時間以上が経過していました。11分後の1時9分に心筋梗塞による死亡が確認されました。
東電福島第1原発事故の収束作業で、これまでに4人が心筋梗塞などで死亡しています。
付加価値税増税→消費下げ→税収減/ポルトガル政府発表
ポルトガルのコエリョ政権は昨年11月、付加価値税の一般税率を21%から23%に引き上げ、さらに一部の軽減税率を撤廃。ホテルやレストランなどサービス分野、電力料金などエネルギー分野では、それぞれ13%、6%の軽減税率が適用されていましたが、一気に23%に跳ね上がりました。
政府は増税実施当初、前年比で11・6%の税収増につながると説明してきましたが、7月末までの集計で税収は1・1%減となっています。
日本も、消費税増税実施の先にあるのは減収かもしれません。
ポルトガルのコエリョ政権は昨年11月、付加価値税の一般税率を21%から23%に引き上げ、さらに一部の軽減税率を撤廃。ホテルやレストランなどサービス分野、電力料金などエネルギー分野では、それぞれ13%、6%の軽減税率が適用されていましたが、一気に23%に跳ね上がりました。
政府は増税実施当初、前年比で11・6%の税収増につながると説明してきましたが、7月末までの集計で税収は1・1%減となっています。
日本も、消費税増税実施の先にあるのは減収かもしれません。