テレワークというと、
PCの画面に参加者の顔があり、、という状況をすぐに思い浮かべるように
なってから、1年ほどでしょうか。。
今は学生もオンライン授業は当たり前という時代ですね。
20数年前、勤務していた企業では、在宅勤務という制度はありませんでしたが、
海外との電話会議は、当たり前で、
欧米、アジアのメンバーが集まりやすい時刻は、夜の21時や早朝スタートでした。
さすがに、その時間に会社から参加という無理は言われず、自宅から参加となるわけです。
当時は家に電話会議用のシステムなどはありませんから、
家の固定電話をスピーカーにして、PCを立ち上げて資料を共有しながらというスタイル。
家から会議に入るという基盤があり、
当時の上司が、規則はあとから作るという柔軟な方であったという幸運に、
私は出産前後、リモートワークを開始。
会社の固定電話を自分の携帯に転送、
業者さんとの会議は自宅近くのカフェで、
対面の会議は、出社する日に集中して設定をして、業務をしておりました。
人事ですから、他の部署の社員が、ふらっと、問い合わせに来たりしましたが、
さっき電話で話したから、まさか家とは思わなかったと、
言われることもありました。
でも、要はコミュニケーション。そういう仕事の方法でも、ありですね。という声が多かったです。
タイムリーに相手のニーズに合った対応を心がけることを大事にしていたからかもしれません。
ただ、、、
PCにカメラをつけて、オンにしておくべき、自分は家では仕事はできないから、家で仕事をしているのは、信用できないという
方もいらっしゃいました。
その方は、頻繁に喫煙室(今は、ほぼ、オフィスは禁煙だと思いますが)に行かれていました。
(それは、社員とコミュニケーションの為、とおっしゃっていました)
その頃は、なぜ、家にカメラ??と憤慨しましたが、
その方が、受験期のお子さんがいる事、犬を飼い始めた事について、話されても
私は想像することができませんでした。
確かに家では仕事をする事は、その方には想像ができなかったのだろうなと
その、ずっと後に、理解することができましたが、、、
まだまだ、テレワークを運用するのは、組織や業務内容によっても、課題はあるのかもしれないですが、
ふと、カメラを自宅につけるべきとおっしゃった方は、どうされているかなと、思い出します。
コミュニケーションのあり方も、変化している現在、
相手の状況を理解するというのは、できているつもりでも難しいのだという事を
忘れないようにしようと思います。