異論はあるかもしれないですが、個人的には20代のうちに転職を一度経験しておくことをおすすめしています(参考記事:転職サイト 20代)なぜかというと、20代のうちに「転職してもなんとかやっていけるものだ」ということを体感すると、20代以降のキャリアの選択肢が増えるからです。
もちろん、20代のうちから闇雲に転職回数を増やしてジョブホッパーのようになってしまうことは避けるべきなのですが、35歳までに一回も転職したことがないと、必要以上に転職することに対して不安を感じてしまう傾向があります。
20代のうちに転職を経験すると、複数の会社の体質というか価値観を知ることができるので、それぞれを比較することで、会社というものを客観的に見ることができるようになります。自分と会社との距離感が掴めるようになると、より自律的なキャリアの実現につながっていきます。
20代の転職に際して意識してもらいたいことがあります。それは、転職の目的を必ず誰にでも説明できるように明確化しておくことです。要するに、この転職が年収UPを目的にしたものなのか/スキル獲得を目的にしたものなのか/ワークライフバランスを目的にしたものなのかを必ず意識するということです。
目の前の仕事に打ち込みつつ、自分なりの大局観をしっかり持った上で、キャリアを構築していって頂ければと思います。この辺りについては、リクルートエージェントやdodaエージェント、マイナビエージェントなどの転職エージェントに登録した上で、専門家にアドバイスを求めれば良いでしょう。また、年収1000万レベルのハイクラス転職を目指す場合は、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチにも併せて登録すると良いでしょう。