こんにちは、キャリア自律エバンジェリスト いわた です

今回がこのブログの99回目の投稿です 

最後までよんで「いいね!」をお願いしますね

 

今週も 人生100年時代の教科書

リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット共著のベストセラー

「ライフシフト」から 50歳の生き方について考えてみたいと思います

 

人生80年の時代 学び20年→仕事40年→引退20年 

多くの人は同じように3ステージの人生を歩んできた

人生100年時代は 仕事の期間が40年→55年と長くなり

マルチステージになると

人は 新しい生き方を切り拓き 様々なタイプの道を歩むようになる

このような多様性が100年ライフの本質だとしています。(P221)

 

ライフシフトでは 人生100年時代に生まれた新しい人生のステージとして

エクスプローラー インディペンデントプロデューサー ポートフォリオワーカー

を取り上げています

エクスプローラー(探検者)とは・・・

周囲の世界を探査し そこになにがあり その世界がどのように動いているか 

そして自分がなにをすることを好み なにが得意かを発見していくステージ

インディペンデントプロデューサーとは・・・

職を探す人ではなく 自分の職を生み出す人 

成功することよりもビジネスの活動自体を目的として 

専門知識を身につけ 学習し 独立した立場で生産活動に携わるステージ

ポートフォリオワーカーとは・・・

人生80年時代の仕事ステージのように1種類の活動に専念するのではなく

異なる種類の活動を同時並行で行うステージ

例えば 週に何日が有給の仕事につき 1日は地域のコミュニティに従事し

1日は趣味に打ち込み 1日は慈善団体の理事会に出席するような働き方

 

そして

人生100年時代には これらの新しいステージと今までの3ステージを

いったりきたりするマルチステージの人生が標準になり

いったりきたりするための移行期間が増える

この移行期間こそが 無形資産 への大きな投資を行う期間だとしています

つまり 

この移行期間を自己の再創造(リ・クリエイション)する期間にしましょう! 

新しいスキルや知識、新しい人的ネットワーク、新しい視点など

この移行期間での投資が人生にとって重要な役割を果たすのです

 

確かにいまの若い人たちを見てみると 

私から見ると平気で驚くような行動をとります

会社を辞めて旅に出たり 

フリーランスで働きながらボランティアしたり

自分が好きな仕事をさせてくれる会社へ転職したり

ひとつの会社に長く定年まで勤めるという意識は明らかに低くなっています

これはマルチステージの人生100年時代を生きるために

必要な生き方であり考え方であると思えます

 

ライフシフトでは 「いずれの新しいステージも特定の年齢層に限定されない」

としています

若い人たちだけの特権ではないということですね

 

エクスプローラー や 

インディペンデントプロデューサー や 

ポートフォリオワーカー

50歳になっても 60歳になっても 新しいステージに移行することはできます

むしろ 60歳になったら 

子供の学費が終わり 年金需給も見えてきて お金の問題から解放され

毎日8時間の仕事の束縛や重たい責任から解放される 

定年後こそ新しいライフステージを経験するチャンスなのではないでしょうか?

ライフシフトでも ポートフォリオワーカーにとりわけ魅力を感じるのが

すでに人生の土台を築いた人たち

=スキルとネットワークの土台が確立できている人たち

だと言っています

 

55歳で役職定年になった あなた

いままでどおり仕事をさせてくれない!権限を取り上げられた!

と嘆いていないで

55歳から60歳の5年間を 新しいステージに向けた移行期間と位置づけて

無形資産を増やしていってはいかがでしょうか?

 

来週は このように年齢に左右されることなく

マルチステージの人生を生きるために必要な要素について考えます

 

ゆきやなぎ 白く小さなかわいらしい花たち

でもまっすぐ伸びて成長します 花言葉は「静かな想い」

 

最後まで読んでいただきありがとうございました

ではまた来週・・・