昨年、地域に貢献でき、若者が自信をもって生きてゆけるような
支援がしたいと思い、専修大学院の学び直しの講座と、
公共未来塾という講座に行きました。
酷暑の中、ひきこもりの方の支援のところにインターシップに
行かせていただいたり、高校生の縦・横・ナナメの関係を
作るNPOに伺ったりして、とてもためになりました。
なにより、NPOとはいえ、いいえ、NPOこそ、
継続するためには志だけではだめ。
しくみと、あつまる人の経営力が大切ということを学びました。
その御縁で、今回大学のゼミで社会人をインタビューしている
チームからインタビュー依頼を受けました。
3人の元気な大学2年生です。
日頃はインタビューしたり、人の話を聞くのには慣れていますが、
聴いてもらうのはそう多くないので、ドキドキ・わくわく・・・
1時間くらいでしょうか?
「どうしてこの仕事をしているのですか?
転職のときにモチベーションを落とさなかったのはなぜですか?
これから何がやりたいのですか?・・・」
答えてみてわかったのですが、わたしって偶然キャリアです。
ビジョンをしっかりもって、行動計画を作って
ひとつひとつ、こなしてきたわけでなく、
御母さんになるのが夢だった私が、
偶然出会うひと、出会う会社で、全力疾走をして
途中からは、(40代ぐらいからかなあ?)
「この人のために、私は何ができるのだろう?」と思いながら
関わってきたら、自分の前にチャンスや道が見えてきた。
特にこの数年は、解決思考のカウンセリングをとりいれてから
いいことがいっぱい起きた。
そんなことを感じました。
途中でこの10年の目標に加えて、その先のビジョンまで
話してしまった・・・
日頃はあまり、話さないのですが・・・
でも聴いてくれた3人が
「素敵ですね!!、須田さん今すぐでもできそう!」
と言ってくれたのが、ちょっと涙がでそうなくらい
嬉しかったです。
1時間して、質問は終わりというので、
とっていたビデオをとめて、
「ここからは私が聴いていい?」
「何が好きなの?」
「何をしたいの?」
「10年後、課題がすべて解決して、なんか気持ちいいなという
ところに今いるとしたら、そこは日本ですか?どこですか?
誰が横にいる?何をしている?どんな服を着ている?」
と、ミラクルクレッションまでしてしまった。
前半の緊張気味だった3人が、後半はのびのび、良く笑い、
答え、質問し、聴いている私が気持よかった。
やっぱり私は話すより、聴くほうがすき(笑)
さてその2日後、今度は社会人の就職支援をしました。
そこで、同じようにミラクルクレッションをしたり、
ソリューショントークをしたり・・・
40代~70代のまったく学生とは違う世界を、一見生きている
人達も、同じかなあ。
右肩あがりが終わり、これからは
「あなたはどう思いますか?」が問われる時代に、
正解を答えよう、相手に気に入られようということばかりを
考えていたら、自己主張につながらない。
自由に発想し、相手のメリットと関連付け、自分も相手も
大切にしながら話ができたら・・・
そんな環境づくりのために、私ができることを
どんどんする・・・
そうやって生きてゆこうと思います。