帝王切開での出産を経験した人が、
経腟分娩での出産にチャレンジすることを「TOLAC(トーラック)」といいます。
2人目を妊娠するまで、そんな専門用語も知らず、
1人目出産から5年もあいたし、次こそ経膣分娩でいけるはず!と
淡い期待を抱いていた私ですが、
出産をする病院探しでその期待は見事に裏切られることになります。
そもそも、TOLAC希望者を受入れてくれる病院が非常に少ないのです。
私が住んでいる名古屋市では、
日本赤十字社 愛知医療センター 名古屋第一病院と他1カ所しかないことがわかりました。
さらに、
・年齢(2人目出産時、私は40歳。40代になるとグッとリスクがあがるとのこと。)
・身長(私は148センチ。低身長の妊婦は帝王切開となる可能性が高いとのこと。)
により、名古屋第一病院の先生にも、極力希望に添うが、経膣分娩は難しいと言われていました。
それでも、妊娠期はつわりを除けば本当に順調だったので、
「今回こそ経膣分娩でいけるかもしれない。」と密かに期待をしていた私。
いよいよ予定日が近くなったとき、またしても、1人目同様、夜10時頃、破水をしたため病院へ。
そこで、助産師さんから一言。
「破水から始まると、TORACは難しいかも。」
えー?!そんなん聞いてないし!!!
・・・で、翌日から歩いたり、階段上り下りして陣痛を起こし、痛みに耐えていましたが、
1人目同様、またしても、子宮口開かず。またしても、その日は金曜日。
最終的には、妊娠期の診察もずっと診てくれていた先生が来てくれて、
「頑張りたいのはわかる。でもこのまま頑張っても、経膣分娩できる可能性は10%に満たない。
今なら私が手術に入れるよう調整できるよ。自分で決められないなら私が決めましょうか。帝王切開にしましょう。」
と、私の話も聴きつつ、言葉を掛けてくださり、結果、2人目も緊急帝王切開となりました。
色々思うところはありましたが、
子どもも無事産まれ、病院側もコロナ渦でできるだけの対応をしてくださり、
大きな病院なのに縦割りでなく、1人の患者(妊婦)に最後まで寄り添ってくださった先生のお陰で、
私的には、納得した出産となりました。
ただ#最後に、これだけは言いたい。
たまに(特に男性陣の中に)「切った(帝王切開)の方が、(経膣分娩より)楽だし、いいじゃん。」
とか言う人がいるけど、それは違います。
どっちも大変。どっちも痛い。だからどっちが楽とか偉いとかでない。
出産は奇跡。母子ともに健康。それが一番大事です。