アイデンティティ


アイデンティティという言葉を聞く様になって

久しいのですが、


日本に住み、日本人の両親を持って生きた場合、

あまり アイデンティティなど意識せずに

生きて行くと思います。



けれど、海外に住むと このアイデンティテイによる

問題が多々現れるものです。


ただし、国際結婚などで海外に住む様になったり、

仕事で海外に行く事になった、、などの場合は

殆ど問題が無く、「自分は日本人だ」 というアイデンティティを

持っていると思います。


国際結婚でどんなに長く海外に住んでも、

生まれた子供が日本語を上手く喋れなくても

自分(親)は 日本人。  だと言う意識があるはずです。



ところが 幼い頃に海外に住みついたり、

海外をあちらこちらと転々としたり(子供の場合)

両親が日本人で海外に住みついた場合など

そのお子さんは、自分のアイデンティティを

確立できない場合が多々あります。



見た目は日本人だし、周りからも日本人(アジア人)と

認識され、、けれど 日本語が上手く喋れない、、とか


どちらの国(日本と海外)に行っても中途半端に

思われたり、感じたり、、など



本当は自分は何人なんだ? 自分は何なんだ? と

思春期になり悩まれる方も結構いらっしゃいます。




片親が日本人でも、住んでいる国の国籍を持ち、

その国の言葉をしゃべり、その国の文化で

生活し、生きている場合は、それ程問題は無いと思います。

つまり 自分はこの国の人間なんだ! と 意識していると思います。



なので、問題は、日本人の両親の場合で

海外に住んだ場合、我が子を何処の国の人間として

育て生きて行かせるのか? と言う根本的な事を

しっかり持って育てる事が大事に思います。


その上で、バイリンガルに育てる事も

現地の学校や現地の企業で働く事も

それは 問題ではありません。



是非 1度ご両親で、子供はどこの国の子として

育てて行くのか? を 話し合ってみる事が良いと思います。







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美子 フィッシャー




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