<ラスベガスの母 当時82歳>



私と母 その3 親の死に目



コメントでの頂きましたが、


遠い海外に住んで居ると、


急遽の時に、すぐに駆けつける訳には行きません。。




そこで 皆さんも心配されて居る


親の死に目に会えないのでは。。 という事。




あくまでも これは自分側からではなく、


親の方から見た話かもしれません。



つまり どんな状況でも子供は親の死に目に


会いたい、、と 思うのか?


この話、私の父親の話もあるので、


後日書きますが。




この話も私は母と既に話をしています。



私 「海外に居るから、お母さんの死に目に会えないかもね。。」


母 「海外に居なくても、私も自分の母親の死に目に会えなかったよ」


私 「そうだったんだ。 どう思った?」


母 「そりゃしょうがないんじゃない。 死ぬ時は誰も分からないし、


   おばあちゃん良い後生だったから幸せよ」


私 「じゃ私もお母さんの死に目に会えなくてもしょうがないかな」


母 「しょうがないと言うか、それでいいんじゃない」


私 「それで良いと思う?」


母 「全然構わないし、いつ死ぬか待ってられるよりいいよ」 


2人で 大笑い。。




母に 親の死に目に会えない、、だろう、、事を


既に 了承してもらっている、、と言うか、、


母もそれで良い、、と 言ってくれているので


私はとても気持ちが楽になりました。



もちろん 傍に居て欲しい、、と 内心は


思っているのかもしれませんが、


お互いに 50代、80代ともなれば、


人生はそんな自分の思い通りに全てが行く訳でもないし、


まして 誰もが明日の事は分からない、、事ぐらい


充分に承知している年齢です。



同じ日本国内に居ても 親の死に目に会えない、、


なんて事は沢山あるのです。



また 日本で益々多くなっている 「孤独死」


実は 1人暮らしではない、


家族と一緒に暮らしていても


孤独死は沢山あります。



海外に住んでいるから、、ではなく


これは多いに有ることなので、


覚悟は決めておきましょうね。




その為に大事なのが、


死ぬ間際や死に目に会えるか、会えないかじゃなく、


常日頃の事なのだと 私は思います。





ところで 私今から10年ぐらい前に亡くなった


父親の死に目に会えませんでした。


同じ東京に住んで居ながら、、です。


でも 残念だ、、とか、悔しい、、とか、心残り、、とか


一切ありません。


それどころか これは父が私に見せたかった


死に方なのかも、、と 思うぐらいです。


その話はまた いつか書きますね。





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しつこい様で、、すみません。。



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