太ったうさぎのほにゃほにゃブログ

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普通のリーマン(但し太め)が書く日記?

映画とBarとプロ野球が好きな千葉県在住のリーマンです。


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昨年末からiPhoneを使うようになった。

最近までこのブログをiPhoneから見たことがなかったので気がつかなかったのだが、iPhoneから見る場合にはPCから見るのと同じように見えるモードとiPhone(スマートフォンも同じだろう)から見やすくなっているモードがあることがわかった。

後者で見ると、このブログは白地になって、文字色は同じなので、黒地を前提に配色していた緑色や空色の文字が見えにくくなっていた。このブログの初期値の文字色は白色なのだが、配色しないで初期値のままにすると、このモードでは黒色に見える。おそらく配色の設定はそのまま引き継がれるため、このようになるのだろう。

なるほどー。
数年前のことだが、「字が見えにくい」というコメントをいただいたことがあった。
そのときは「ほにゃ? 別に見えにくいということはないよね?」と思ってスルーしていたのだが、確かに前述のモードからだとコメントとおりになるのだなあ。

配色を変えているのはテーマごとにわかりやすくしたかったからなのだが、これからは配色をせず書くことにしよう。
っていうか、「全然更新してないじゃん!」ってツッコミが入ってしまうほど更新していないのだが。。。。

依然お仕事がごっちゃごちゃなのでなかなか更新できませんが、ぼちぼちと。。。。。

iPhoneから見た時に、色指定していない文字が何色になるかのテストデス。
「クリミナル・マインド」は大好きな米国のドラマでシーズン7までDVDが発売されている(レンタルだとシーズン9が今月リリース予定だが、私は廉価版DVD-BOXを買って観ているので)。そのスピンオフが「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」だ。本家のシーズン5第18話に両方が登場するエピソードがあり、興味を持っていた。SUPER DRAMA TVで放送されていたので録画してみた。

FBIのBAU(行動分析課)にはフィックラー長官(リチャード・シフ)の直属チームである非公式捜査班「レッドセル」が存在していた。リーダーのサム・クーパー(フォレスト・ウィテカー)はもともとBAUのプロファイラーをはじめとして、サブリーダーのベス(ジャニーン・ガラファロ)、元英国特殊部隊の凄腕スナイパーのミック(マット・ライアン)、若い女性プロファイラー・ジーナ(ボー・ギャレット)、元受刑者という異色の元ベテラン・プロファイラーで臨時局員のプロフェット(マイケル・ケリー)の個性的なメンバーと、技術分析官ペネロープ(カーステン・ヴァングスネス)から成り立っていた。高級住宅街で日中のほんの短時間に8歳の少女が自宅前で誘拐されるという事件が発生し、チームが捜査を開始するが。。。。というお話。

「クリミナル・マインド」(どうやら「クリマイ」と略称されるようだ)のファンであるということ以外にも、なかなかお目にかかることのないフォレスト・ウィテカーが登場するという理由があり、楽しく観ることができた。

このシリーズはシーズン1のみ全13話で打ち切りになったそうで、その理由はどうやら視聴率があまりよくなかったためらしい。クリマイ本家は大体シーズンあたり24話くらいあることを考えると1クールで中断しちゃったのかもしれない(実はこのシリーズの情報はあまりなく、最初から13話構成だったのかもしれない。日本語版ウィキがないということも微妙に人気のなさを示しているような気もする)。

正直そんなに面白くないわけでもなかった。っていうか第1話は十分面白かったと思う。何故打ち切りになっちゃったんだろう?

個人的に理由を考えてみると、観ていて最初に思ったのは、「フォレスト・ウィテカー演じるサム・クーパーに比重がおかれすぎている」というところだ。さすがフォレスト・ウィテカー、圧倒的な存在感でいいと思うのだが、なんか彼が結局すべてわかっちゃうわけね的な感じがして(まあ、実際はそうでもないんだけどとにかく存在感に差がありすぎるのだ)、他のメンバーが薄い色になっちゃっていたように見えたことだ。
クリマイのほうでは各メンバーが得意技というか得意科目のようなエリアを持っていて、事件が自分のエリアに入ってくると得意なメンバーが引き立ってくるのだが、こちらのほうはクーパーに集中しすぎな感じがした。

まあ、当然クーパーがメインキャラなのだが、バイクで通勤してくるとかなんだか無理している設定があったりしてあまりのめりこめない。特に「損しているなあ」と思ったのはジーナで、一応バックグラウンドはあるのだが、さほど活きているようには思えなかった。プロフェットは結構面白い設定なのに、すんなり通り過ぎちゃったし。言い換えればいまいちキャラが立っていないということになる。ミックにフォーカスされたエピソードがあったしベスが中心位置にいるエピソードもあったから、もっと続いていればもっと違っていたのかもしれない。ここは残念なところだ。

ただ、どんなドラマだってメンバーが5人もいるんだから開始直後からキャラが立つなんて凄技はそうそうないような気がする。そういう気分にさせずにエピソードに入り込ませることができていなかったということになるんだろう。次に思ったのは「複雑な事件に見えたけど意外にすんなり解決しちゃうのね」ということだ。

私は結構米国の犯罪捜査ネタのドラマを観ているが、よく思うのは「実質40~45分くらいの時間の中で、よくここまでちょこまかと紆余曲折できるな」という点で、これは日本のドラマよりもすごいなーと思うところだ。これはきっと脚本が優れていてスピード感があるのだと思っている。
比べてみるとレッドセルでも当然そんなに一直線に謎が解けるわけではないのだけど「間違える(実は追ってた人が犯人ではなくて進んでた捜査が行き止まりにぶちあたる)」というよりも「迷う」ことで事件を難しいものに見せているケースが多かったような気がする。迷うと捜査が立ち止まっちゃうのでスピード感がどっと落ちるってとこで、入り込みきれなくなっちゃっているのではないだろうか。

レッドセル→クリマイの順だったら評価は違っていたと思うのだが、「よくあるプロファイルもの」という感じに思えてしまったのは残念だった。

ちなみに結果的にシリーズの最終回となった第13話は、どー考えても続くでしょ、という結末で終わる。このエピソードはかなり力の入ったストーリーだったので、どうせ打ち切りになるにしても14話を追加しておしまい、といった形にできなかったものかなあ。
先にも書いたが、もう少し続いていたらもっと人気が出たような気がするので残念だ。
この潔さは、やっぱ米国ドラマの特徴なのかもしれないなー