尾道市の千光寺公園に野犬が出没している問題で、市は22日、広島県動物愛護センター(三原市)と共同で観光バス専用駐車場に大型の保護おりを設置した。同公園は桜の名所。観光客が多く訪れる花見シーズンを前に、本格的な対策に乗り出した。
アルミ製で、直径約4メートル、高さ約1・8メートル。中に餌を置き、野犬がそれを食べると、入り口の柵が下がる。市と同センターの職員計7人で組み立てた。設置期間は2週間で、保護された犬はセンターが引き取る。
本年度、市に寄せられた野犬の苦情は79件(21日現在)で過去最多を更新中。うち11件が同公園だった。「威嚇された」「追い掛けられた」などの声もあり、駐車場ではたむろする犬の群れが日常的に確認されている。市は「20匹はいるのではないか」とみる。
市観光課は「市民や観光客に何かあってからでは遅い。早急に保護したい」としている。
出典:中国新聞