「スピードバトル」形式で使用できるカードの採用価値を解説しています。

中の人の個人的な主観が多く含まれるのであくまで参考程度に考えて頂ければ幸いです。

 

 

No.1 スパルタス

レア度:1

Lv.1 HP3 アタック 2P

Lv.2 HP3 アタック 3P

 

前方にしか攻撃できない完全な前衛。HPが3しか無い。

初心者向けのカードとしてよく例に挙げられるけど、初心者でも上級者でもどのみちSpdにおいてはかなり使いづらいカード。

前衛なのにHPが3しかない上にこれといった特技も無いという誰得な性能の前衛。相手に基本的な前衛(2P攻撃)と基本的な後衛(2P攻撃)を配置されたら盾を使わないと守り切れない。中衛を2体出されただけでも死ぬ。

No.150に「スパルタス覚醒」というこのカード限定で使用できるマジックカードが存在する。「スパルタス覚醒」はスパルタスの攻撃力を2P上昇させるという効果があり、Lv1の時でも4Pで攻撃を行うことが出来る。(Lv2の時は5Pになる)

これだけ聞くと一見強そうに見えなくもないけど、HP3という致命的な耐久力の無さはそのままな上にマジックカードなのでストーンを使わないと発動できない。しかも消費コストは3と結構重い。更に言うなら「黄昏の風」や「クレア」で解除されてしまう。ということでここまでお膳立てをしてもSpdにおいてはなお「ポリスピナー」の下位互換というどうしようもないカード。

始めたばかりのプレイヤーでもなければSpdでこのカードを使っている時点でネタデッキと言っても過言ではない。

ゲーム内でも最弱カード扱いを受けており、途中でこのカードは生産中止になる。

一応Jr.ルール以降ならスパルタス覚醒と組み合わせる場合、一時的に高火力でマスターを殴れるので使う価値は十分にあるけど、Spdでは採用する価値が少なくとも筆者は見出せない。

スピードバトルカスタムでは「スパルタス覚醒」のパワーアップ効果が2P→3Pに強化されているけどどのみち紙装甲なことには変わりないので微妙。

 

 

No.2 マナトット

レア度:1

Lv.1 HP4 アタック 2P

Lv.2 HP4 アタック 3P

 

前方にしか攻撃できない完全な前衛。HPが4しか無い。

スパルタスよりはマシ。それでもHPが4しかないので前衛としては脆い。

初心者向けカードとしてよく例に出されるけど、基本的にはやっぱり単純に使えない。どうせ使うならタコッケー。

相手に2P、2Pの前衛後衛を揃えた基本陣形を取られただけで倒されてしまうのでやはり使いづらい。それでもHPが1増えてるだけフェニックスなどの1P攻撃をギリギリ耐えられるだけスパルタスよりはマシ。(大事なことなので2回言いました)

一応、「パパトット」というスーパーカードが存在する。「パパトット」は特技で「モンスターを永久にマナトットに変化させる」という効果を持つ。

マナトットに変化させたモンスターは特技が無くなる上に攻撃力が強制的に2Pになる。ただし、HPは変わらない。(例えば、ポップルをマナトットに変化させるとHP5のマナトットになる)

まあ、スーパーカードの特技の時点で通常のマナトットがデメリット前提な扱いを受けてる時点で本体の使い道は…ね。

スーパーを出すのはかなり難しいけど一応、レベルアップで攻撃力は上がるので盾などで守ってあげればパパトットを出せなくもない。

スーパー後はHPは一応6あるのでよっぽどのことがなければ1ターンは耐えられるはず。ただ、アタックが3Pしかないので基本は特技を使って相手モンスターを荒らすような使い方をする。なので、スーパー後はHPは高いけどどちらかと言えば後衛寄りな気がする。スーパーを使いたいなら「どこでも」の使用も検討の余地あり。

ただし、これもパパトットの特技がマジック扱いなので「黄昏の風」や「クレア」や「シフトチェンジ」で無効化されてしまう。それに若干ネタカードっぽさはある。

スピードバトルカスタムにおいても能力に変化なし。このどんな前衛モンスターよりも劣ってるカードを使っている時点でスーパーカードを忍ばせているっていうのはほぼ相手にバレるのでそれを覚悟のうえで組み込もう。

 

執筆途中…(2018/11/14 9:33最終更新)