オーガニックコスメとは何か?
本物のオーガニックコスメを選びたい方へのメッセージです。
サロンVert(ヴェール)の西村あかねです。
・化粧品原料のほとんどは石油から作られています。
誰もが使う化粧品。メイクアップやスキンケアばかりではなく私たちの体につけるものすべてが化粧品です。
実は店頭で売られている化粧品成分のほとんどが石油から作られています。
約60年ほど前から化粧品原料の主成分は石油から出来た化学成分に変わってきました。
化学成分にほんの少しだけ天然成分をまぜただけでも自然派・無添加をうたう化粧品も少なくありません。
皮膚から吸収される有害物質
農薬や添加物を口にしたり、汚染された空気を吸い込むと体に害があることは誰でも知っていますが、有害物質は皮膚からも吸収されます。
食べたものは排泄されたり肝臓で解毒できても皮膚から吸収されたものは分解されずに長く体内に留まるのです。
肌の一番表面にある角質層には本来は“バリア機能”があり毒物を体内に取り込まないしくみが確立されています。
しかし、そのバリア機能が化粧品のほとんどに含まれる合成の界面活性剤によって徐々に破壊されて危険な成分を取り入れやすい肌にしてしまうのです。
また、皮膚から取り込まれた化粧品の影響はすぐには出てきません。
毎日行うメイクやスキンケアの成分が少しづつ蓄積されるのは紫外線と同じくらい怖いですね。
何年か後にシミやくすみとなって表れるということは、紫外線や化粧品の影響を受けない二の腕の内側の皮膚がお顔よりもずっと美しいということを見ればわかります。
長い歴史があるオーガニックコスメ
植物や天然の鉱物は有史以来、化粧品や食品、医薬品として使われてきました。
母から娘へと受け継がれてきた美容方法がオーガニックコスメなのです。
一方、石油から作られた化粧品の歴史はわずか60年。これを使い続けてどうなるか誰にも保証はできません。
すべての人にオーガニックコスメが満足していただけるとは思っていません。
ファンデーションの完璧なカバー力や、肌の上の贅沢な被膜感がお好きな方に、オーガニックコスメの使用感は物足りないでしょう。
ライフスタイル全体に自然なものを取り入れたい、自分と家族だけではなく環境にも良いものを使いたいという方にオーガニックコスメは相応しいのです。
(参考:JOCAオーガニックコスメ協会)
市内の私立大学を卒業後、東京の大手化粧品会社に就職。9年半代理店教育、営業、マーケティング、イベント企画などの業務を行う。また、新設支店のオープンにも携わる。
結婚後、夫の赴任先で海外駐在員生活をしながら自宅や出張で日本人や現地の人にメイクアップレッスンを延べ11年間行う。
2010年、子供の進学を機に、福岡市博多区に帰国。同時に個人や法人向けのメイクアップやスキンケアのレッスン・セミナーを行う。
2015年6月、自宅を一部改造してサロンをオープン。