江國香織・著「東京タワー」読了。


普段読まないタイプの恋愛小説かつ、2人の男子大学生の視点で描かれているところが新鮮だった。


若さゆえ?のアンバランスさがひとつの魅力でもあるし、とはいえはっきり終わらせない曖昧な結末は曖昧でありながら決して明るくない感じがして続きがとても気になる。


そして今回も実際に存在する音楽が登場するので、物語の世界により肉迫できたような気がする。