今日は久しぶりにおさんぽしてきました。
春っぽいロングスカートに、サンダルをはいて、
キャミソールに薄い上着をはおって外に出ました。
電車で行くと4駅分くらいの距離をさくさくあるいて古本屋さんに。
ゆったり立ち読みできる時間は本当に幸せです。
そして本当に読みたい本は読まずにとっておいてレジへ。
今日は文庫本が100円セールだったので4冊買っても1冊分より安いんです!
新書も古本も中身は一緒だし、いい本は何年たってもいいので、
私はたまに古本屋さんで隠れた名作を探すことにしています。
私の好きな本は、本格ミステリが基本なんですが、
そのほかにも怪しげな宗教のマニュアル本とか、
昔起きたなんかの事件の解説書とか、
病気の本とか政治の本とか予言ものとかも大好きです。
私は、意味の分からない、理解しがたいことを、
もし冷静に考えれば実現不可能なことを、大真面目に書いている本が好きです。
登場人物の誰が、何時に、どこにいて何をしていたかなんて、
メモを取りながら読んでいるわけじゃないのでさっぱり分かりません。
そういう推理は全て本の中の万能な探偵役がやってくれます。
トリックを考えるのも、事件を起こすのも推理するのも作者なんだから、
その推理は的中して当然なのに、読者が参加する意味はないと思います。
そういう作られたトリックを、全く理解できないままに、
目で追いながらなんとなく驚いて楽しむのが大好きなんです。
私が本を読む割に内容が頭に全く入ってないのは、
本に書いてあることは9割がうそだと決めつけているからと、
漢字の読み方や単語の意味を間違って、気付かないまま読んでいるからです。
本を読むことの醍醐味は、内容を読むことではなくて、雰囲気を読むことだと思います。
私は、ずっと笑顔でマイペースでお人よしな人と居るよりも、
くだらない雑学を自分勝手にずっとしゃべっているような人と居るのが好きなので、
ファンタジーを読まずにミステリを読むのかな、と思っています。
その人の話していることの内容は2%も理解できないけど、
いかにも頭よさそうに話してくれるとすごく興味がわくし、楽しいんです。
政治関連の話が好きなのも、サリン事件やカレー毒物事件の本を大量に持っているのも、
自分の知識にしたいからではなく、知らないことを大量に見せられるのが好きだからです。
俗に言うオタクとかも、全く嫌いじゃないです、むしろ好きです。
私はオタクといえるほどの知識を何も持っていませんが、人の知識を聞くのが好きです。
そうやって聞いた話や読んだ本は、びっくりするくらいのスピードで私から消えます。
だから、同じ本を短い期間に3回買ったこともあります。
昨日の夜に読んだ本がとてもおもしろいと、
次の日にも読みたくなって、その時に運悪くその本を持っていないと、
家に帰るまで待てずに駅で買ってしまったりするんです。
そしてその電車で読んで、読み終わらなかったら駅のホームで読んで、と、
好きになった本に関してはばかみたいに執着して読んだりもします。
読んで、消えて、また読んで、消えて、全く身にはつかないけど、
毎日の電車通学とか夜のベットの時間を埋めてくれる大切なものが本です。
本を読んでるからといって頭がいいわけじゃないってことを知ってほしいです。
本の中ではいつでも主人公になれるのがいいです。
今日買った本の中に、竹取物語を題にしたミステリがあるんですが、
今日はそれを読みながら寝ようと思います。
作者は高田崇史さんといって、歴史ミステリが得意な人です。
内容が小難しく、それでいて現実離れしているところが魅力です。
以前に百人一首を題にした同じシリーズの本を読んだときには、
あまりのくだらなさと内容の気合の入り方に感動したのを覚えています。
駅の本屋に平積みされるような作家ではないけど、
私にとってはものすごくおすすめな作家なのでぜひ読んでみてください!