フライでの釣果はルアーと比べれば1/10、サーフェースフライに出るシーバスのフッキング率は20%以下等々語られますが、実際どうなのでしょうか?
“デカイシーバスがバイトしたけど掛からない、バイトしたけどフッキングしなかった、ルアーにはデカイシーバスが釣れるけどフライではなかなか釣れない。”
確かにルアーに比べればフライは圧倒的不利な事が多いです。
しかし昨年のコノシロパターン辺りから考え方が変わってきました。
当船のお客様結構ルアービルダーの方が多く、スイムテスト、ルアー作成について、素材について色々とご教授いただく事が多いのですが、昨年非常に参考になったのが素材とフック位置。シーバスの捕食位置とタイミングは大型の魚になればなるほどある特徴が出てきます。それを考慮に入れてフライを作成していくと既存のフックではほぼフッキングしない事実が見えてきました。
全くフッキングまで至らないわけでは無いですが、よほど景気良くバイトしてくれないとまずフッキングしません。確かにフッキング率は20%を下回ると思います。
また春のバチ抜けパターンでもそうです。
“ボコボコボイルしているのにフライに反応しない。”
“ルアーには出ているけどフライには出ない。”
“バイトはあるがフッキングしない。”
これは素材の問題だと思われます。冬のいま時期やバチ抜けの時期は吸い込みが弱く浮力が強すぎると吸い込めない事が多い様です。しかし沈めてしまうと今度は喰いが落ちます。ですから微妙に浮いてくれて引き波を立ててくれるフライを作成し、それに合わせたフック位置を決めないと釣果が伸びない様に思います。
上記を解決するために私は既存のフライフック以外でフライタイイングを始めました。すると以前よりは遥かにフッキング率も上がり、70upのシーバスを今まで以上にキャッチ出来る機会が増えました。
今のフライフィッシングは基本欧米の川や湖でのトラウト、カリブ海を基とするフラットフィッシング、カジキ等のオフショアフィッシングをベースとして道具が成り立っていりる為、シーバスを基とする日本のゲームフィッシングシーンでは何かしら工夫をする必要が有るのかも知れません。
まあそこも面白さの一つなのかもしれませんが。