最初にGLoomisのNRXを振った時投げやすい竿だと正直思った。しかし直ぐに使わなくなった。何故なら弱いからだ。GLXブランクスのロッドよりも魚を寄せる力が圧倒的に弱い。

投げやすいと思っていた唯一の利点もScottのMeridianに抜かれてしまい何一つ良い所を感じられなくなった。

それにガイドは全てRecoil製を使っている筈だが恐らくトップガイドは違うものを使って居ると思う。7番と8番を持っているのだがコルクのグレードも違いが有るし正直信頼性に欠ける。

かつてGloomisのブランクスは唯一無二の存在で圧倒的な品質を保っていた。だがシマノが買収してGary Loomisとの契約が切れて実質的にシマノ の経営に切り替わってあたりからおかしくなった。正直もう最新のGloomisのフライロッドは使おうとは思わない。

昨年川でルアーマンと話していた。彼はかなり大きなシーバスが掛かったが寄せる事が出来ずバラしてしまったと話していた。某国産メーカー最高級ロッドを使っていたのだが、その竿を見た時に直ぐに理由が分かった。ガイド数とガイド径が明らかに合っていなかった。確実にブランクスの力を引き出せていないだろうし、仮に無理して寄せようとしても折れるだろう。

技術は進化するし、それを積極的に取り込んでいく事は悪い事では無いと思う。それでも基本を外しては駄目だ。ロッドはガイドセッティングとグリップのバランスで大幅に製品の良し悪しが変わるし、グラファイトブランクスを作る際は工場設計がかなり重要になってくる。商売の都合だけで最新鋭素材を謳うことだけは辞めて貰いたいものである。