私が勤めている名古屋の職場があるのは、名古屋市中区錦三丁目
通称「錦三(きんさん)」と呼ばれる、名古屋を代表する歓楽街を擁するエリアで、風俗店、キャバクラ、酒場などに交じって、ラーメン店もそこそこ散在していますが、場所柄か、夜しか営業していないお店も少なくありません
月末ということでいつもより帰りが遅くなった本日
そういう夜行性のラーメン店に立ち寄っていくにはいい機会だなと思い立ち、向かったのは「あらし」というお店です
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だいたいこのあたりだろうと見当をつけてやって来てみれば、明りの灯った路上看板がここですよと教えてくれますが、お店があるのはいかにも錦三らしい雑居ビルの1階奥
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錦三にあるラーメン店って、こういうシチュエーションのお店が多いよな、と思いつつ、そもそもこの手の雑居ビル自体が多いのだから、土地柄いたし方ないということなのかもしれません
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こちら「あらし」は、「まぜそば」と「らーめん」二刀流のお店
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汁麺好きの私としては、当初「塩ラーメン」をいただくつもりでやって来ましたが、お店の外に置かれた券売機のボタンを見ると「塩台湾まぜそば」という見慣れないメニューが目について、途端に気になりはじめました
「台湾まぜそば」で“塩”ねぇ…
ノーマルな「台湾まぜそば」なら、名古屋に来て以来、元祖という「はなび」をはじめ、すでに何度かいただいているし、“カレー”の「台湾まぜそば」なら、これも「はなび」でいただいたことがあるけれど、“塩”となると出会うのはこれが初めてです
一体どんな味がするのかな
うーん
こういう場合、気になりだすと、急速に気持ちがそちらに傾くもので、結局今回はその「塩台湾まぜそば(900円)」をいただいてみることにして食券を買いました
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買った食券を手に、入ってみれば、カウンターのみの狭い店内は、やはりどこか夜行性のお店っぽい雰囲気
お店の方は、ご店主らしき男性と、ラテン系っぽい女性二人で、これまたそれっぽいムードです
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で、そのラテン系のお姉さんの一人にカウンター越しに食券を差し出し、ニンニクはありでと答えた後、ほどなく配された「塩台湾まぜそば」
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作法に則り、せっかく綺麗に盛り付けられたものをグチャグチャに混ぜ合わせれば、見た目はどこが塩なんだかよくわからない色合いだけれど、いただいてみれば、割とあっさりしている分、旨味がくっきりと感じられます
平打ちの太麺もまぜそばにはよくマッチしていますね
うーん
「塩台湾まぜそば」
これはいいかも
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麺をいただき終わった後は、これまた作法に則り“追い飯”
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1杯で2度美味しいのがまぜそばのいいところですね
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店内に貼られた掲示を見ると、こちら、“全国に展開中‼”と言いつつ、関東以北にはまだ未展開ですが、いずれ「はなび」のように、首都圏に進出するなんていう日が来るんですかね
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まあ、いずれにしても、こちらには改めて「塩ラーメン」をいただきに来なくてはならなくなったな

(7点/10点満点)