原酒不足で間もなく終売になると聞いたキリンのウイスキー「富士山麓」
ウイスキーでは後発メーカーという感のあるキリンのもので、ロックで呑むほど美味いわけではない一方、ハイボールのベースに使うには中途半端な価格設定ゆえ、特段思い入れのあるウイスキーではないけれど、終売になるならということで買ってみました
それにしても…
以前、昔ほどウイスキーが売れなくなったからハイボールで売り出そうと考えたサントリーの開発秘話をテレビのドキュメンタリー番組で見たことがあるけれど、売れたら売れたでこういうことになるということかな
実際、そのサントリーのプロモーションも、近年は角ハイボールからジムビームハイボールに明らかにシフトしていますしね
ことほど左様にウイスキーづくりには熟成時間がかかるもの
なにしろ、かのニッカも、会社を立ち上げて、ウイスキーが出来上がるまでは、果汁を売っていたらしいですからね
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ちなみに、いただいてみれば、まあこんなものだったなという「富士山麓」ですが、終売と聞いてこれを買い占め、高値で転売しようという不届き物の馬鹿が少なからずいるらしい
買占め⇒転売をやっている馬鹿、自分では賢いつもりなんだろうけれど、「山崎」だの「響」だのといった根強いファンがいる名作ならともかく、普段使いのこういうウイスキーをプレミア価格を出してまで買うかねぇ
しかも、焦らなければまだこうして手に入るこの時期に
こういうゲスな転売屋を見るたびに、毎度毎度頭悪いなぁこいつら(だからそんなせこい小金稼ぎに手を出すんだろうけれど)と思うけれど、もし、この手の輩の思惑にまんまと乗って買う人がいるとしたら、もっと馬鹿だということなんだろうなぁ…