Ledger Nano Sは仮想通貨を安全に保管できるツールです。 PINコードと24個の英単語のリカバリーフレーズによって、仮想通貨へ安全にアクセスできます。またリカバリーフレーズを再発行すれば、安全に譲渡を行うことができます。本記事では、Leeger Nano Sの初期化方法と初期化後の復元や設定方法についてわかりやすく解説します。

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Ledger Nano S (レジャーナノS) の初期化方法

初期化前に確認したいこと
秘密鍵をバックアップするリカバリーフレーズを所有しているか

リカバリーシートは所有していますか

Ledger Nano Sに同梱されているリカバリーシートには、24個のリカバリーフレーズを順番とスペルを間違えないように書き、保管しておかなくてはなりません。万が一、リカバリーシートを紛失してデバイスをリセットしてしまうと、仮想通貨へアクセスするために必要なPINコードが消去されるので注意しましょう。

PINコードは1回消去されると、再び復元できません。

デバイス設定からリセットする

デバイスは「設定」メニューからリセットできます。デバイスのリセット方法の手順は以下のとおりです。

  • Ledger Nano Sをオンにしてロックを解除

  • デバイス上部にある左右両方のボタンを押し続けて「Control Center」へにアクセスする

  • Settings」へ移動し、両方のボタンを押す

  • General」へ移動し、両方のボタンを押す

  • 左右両方のボタンを押して「Reset all」を選択

  • 警告を読んでから「Reset device」を選択

  • 確認のためにPINコードを入力する

  • 上記の手順でデバイスのリセットが完了します。

 

PINコードからリセットする

デバイスは「設定」メニューから誤ったPINコードを3回入力することでもリセットすることができます。

  • Ledger Nano Sをオンにする

  • 誤ったPINコードを3回続けて入力

 

Ledger Nano S (レジャーナノS) を初期化した後

Ledger Nano Sを初期化した後は、復元もしくは新しいデバイスとして設定しなおしましょう。ここではLeeger Nano Sの復元方法と新しく設定する方法についてそれぞれ解説します。

既存リカバリーフレーズから復元する

既存のリカバリーフレーズから復元する方法
STEP1 リカバリーフレーズから復元する
STEP2 PINコードを選択する
STEP3 リカバリーフレーズを入力する
STEP4 リカバリーフレーズを確認する

STEP1 リカバリーフレーズから復元する

リカバリーフレーズから復元する方法の手順は以下のとおりです。

  • 付属のUSBケーブルでLedger Nano Sをコンピューターに接続する

  • デバイスに「Welcome to Ledger NanoS」と表示されたら左もしくは右ボタンを押して「Restore from recovery phrase」と表示されるまで左もしくは右ボタンを押す

  • Restore from recovery phrase」が表示されたら左右両方のボタンを同時に押す

STEP2 PINコードを選択する

つぎにPINコードの入力が求められます。PINコードの入力方法は以下のとおりです。

  • デバイスに「Choose PIN code」と表示されたら、左右両方のボタンを押す

  • PINコードの左右のボタンを使って入力する

  • PINコードを入力し、左右両方のボタンを押すとPINコードの最後の桁にチェックマークが表示される

  • 再び左右両方のボタン押す

  • Confirm PIN code」と画面に表示されたら再度左右のボタンを同時に押す

  • PINコードを確認のためにもう一度入力する

 

STEP3 リカバリーフレーズを入力する

PINコードの入力が終わると、画面に「Recovery phrase with 24 words」と表示されるので、リカバリーフレーズを入力していきましょう。

  • Recovery phrase with 24 words」と表示されたら左右両方のボタンを押す

  • Enter word#1」の画面で左右両方のボタンを押す

  • リカバリーフレーズを入力すると候補リストが表示されるので、選択する

  • 順番ごとにリカバリーフレーズをすべて入力する

  • すべてのリカバリーフレーズを入力すると画面に「Processing」と表示される

  • your device is now ready」の表示を確認して左右両方のボタンを押す

 

STEP4 リカバリーフレーズを確認する

リカバリーフレーズを入力する際には、順番とスペルに注意して入力しましょう。万が一間違ってしまった場合には、表示されたリカバリーフレーズよりも1つ前のリカバリーフレーズからやり直します。

新しいデバイスとして設定する

リセットしたLedger NanoSのPINコードとリカバリーフレーズを新規設定することで、新しいデバイスとしての使用も可能です。

新しいデバイスとして設定する手順
STEP1 新しいデバイスとして設定する
STEP2 PINコードを選択する
STEP3 リカバリーフレーズを保存する

 

STEP1 新しいデバイスとして設定する

新しいデバイスとして設定する際には、付属のUSBでパソコンに接続しなくてはなりません。設定方法は以下の手順のとおりです。

  • パソコンでLedger Liveアプリケーションをダウンロードしてインストールする< Ledger Liveを起動し、テーマを選択して「Get started」をクリック

  • Initialized as new device」を選択して「Continue」をクリック

  • 付属のUSBケーブルでLedger Nano Sをパソコンに接続する

  • Leeger Nano Sの画面に「「Welcometo Ledger Nano S」と表示されたら左もしくは右ボタンを押して「Set up as new device」の画面で左右両方のボタンを押す

 

STEP2 PINコードを選択する

つぎにPINコードを入力していきましょう。PINコードの入力方法は以下の手順のとおりです。

  • Choose PIN code」と画面に表示されたら左右両方のボタンを押す

  • 左右のボタンを使ってPINコードを入力する

  • PINコードを入力し、左右両方のボタンを押す

  • Confirm PIN code」の画面が表示されたら左右両方のボタンを押す

  • 再度PINコードを入力する

 

STEP3 リカバリーフレーズを保存する

PINコードの入力を終えたら、パソコンの画面で「Continue」をクリックしましょう。新しい24個のリカバリーフレーズが表示されるので、リカバリーシートに完璧に書き写しておきます。

  • パソコンの「Save your recovery phrase」の画面で「Continue」をクリックする

  • 空白のリカバリーシートを用意する

  • Leeger Nano Sの右ボタンを押す

  • 表示されたリカバリーフレーズをリカバリーシートの1番目に書く

  • Leeger Nano Sの右ボタンを押して新しいリカバリーフレーズを表示する

  • 表示されたリカバリーフレーズをリカバリーシートの2番目に書く

  • すべてのリカバリーフレーズをリカバリーシートに書いたらLeeger Nano Sの右ボタンを押す

  • Press left to verify your words」の画面で、何も問題なければ右ボタンを押す

  • Confirm your recovery phrase」と画面に表示されたら左右のボタンを同時に押す

  • Leeger Nano Sの画面に1番から順にリカバリーフレーズが表示されるのでボタンを押しながら確認する

Ledger Nano S (レジャーナノS) の初期化に関するQ&A

Leeger Nano Sを初期化する際によくある質問を2つ紹介します。

24単語のリカバリーフレーズを普段使うことはありますか。

PINコードのみの入力で仮想通貨の送金ができるため、24単語のリカバリーフレーズは普段使うことはありません。ただしリカバリーフレーズがわかれば、PINコードがわからなくても仮想通貨にアクセスできるため、自己の資産が盗まれる危険性があります。そのためリカバリーフレーズは厳重に保管しておきましょう。

リカバリーフレーズを盗むために、偽物のLeegerサイトなどから入力を求めらたケースもあります。Leegerではパソコンやスマートフォンでリカバリーフレーズの入力を求めることはありません。

Ledger Nano S (レジャーナノS) のPINコードがわからなくなったらどうすればいいですか

万が一Ledger Nano SのPINコードがわからなくなってしまった場合には、「Ledger Nano Sの初期化方法」内にて開設したとおりに初期化しましょう。

初期化することでPINコードがリセットされるため、新しいPINコードを設定できます。リカバリーフレーズでデバイスを復元すればウォレットも復元できます。

Ledger Nano S (レジャーナノS) の初期化のまとめ

Ledger Nano Sは初期化することで、PINコードの新規設定やリカバリーフレーズの新規発行が可能です。もしPINコードを忘れてしまっても、初期化すれば新しいPINコードを設定できます。ただしリカバリーフレーズを忘れてしまうと、再設定や再発行はできないため保管方法には注意が必要です。

初期化したデバイスは、既存のリカバリーフレーズを使用すれば復元できます。また 新しいデバイスとして使用する場合には、PINコードだけでなくリカバリーフレーズも新規発行されるため、他人への譲渡も安全に行える点が魅力です。Ledger Nano Sを使って、安全に仮想通貨を保管しましょう。

Ledger Nano Sを使用することで、取引所を仲介せず送金や受取が簡単に行えます。送金速度も自分で設定できるので急ぎの時は早めたり、余裕のある時は遅くしたりなどの調整も可能です。Ledger Nano Sの接続を解除しておけば送金や受取のやり取りは一切できない仕組みになっています。

Ledger Nano Sは仮想通貨ウォレットの1つです。フランスのLedger社がリリースしているハードウェアウォレットで、パソコンにUSB接続をすることで仮想通貨の秘密鍵を管理できます

Ledger Nano Sを起動させるにはPINコードが必要で、なおかつ保存された秘密鍵は端末がないと情報の移動ができません。そのため数ある仮想通貨ウォレットの中で最もセキュリティが固いタイプのウォレットになっています。

Ledger Nano Sは仮想通貨を安全に管理するウォレットとして絶大な人気を誇っているハードウェアウォレットです。専用の端末で仮想通貨の秘密鍵を保管することによって、オフライン状態で資産を管理できます。

本記事では Ledger Nano Sを利用するためのLedger Liveの初期設定や注意事項などを解説しています。少し手順が複雑ではありますが、本記事を読むことで安心安全な仮想通貨管理ができるようになるでしょう。

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ETHJAPAN は、Ethereum と全てのトークンを管理するための統一されたウォレットアドレスを提供します。
つまり、同じアドレスを使用して、ICO やエアドロップに参加したり、Ethereum を送受信したりできます。
ETHJAPAN は直感的で分かりやすいにも関わらず、たくさんの便利な機能が詰まっています。

URL:https://www.ethjapan.com/



またETHJAPANウォレット内に他のイーサリアム系ウォレット(例えばマイイーサウォレットやメタマスク)の秘密鍵やリカバリーフレーズを入力することで、ETHJAPANウォレット内に追加・管理することが可能となります。

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STEP1 Ledger Liveのインストール・デバイスの選択をする

まずは以下のリンクからLedger社の公式ページへアクセスします。

LedgerNanoS

公式ページはこちら

Ledger Nano S install

画面をスクロールすると上のメニューに「Download」が表示されるので、クリックしましょう。

Ledger Nano S install

Ledger Liveのダウンロード画面が表示されます。今回はデスクトップ版アプリをインストールするので、Desktop版の項目にある「Download Ledger Live app」を押します。

ledger live インストール

画像参考 : Crypto-Timesはこちら

ダウンロード完了後Ledger Liveを起動します。「Get started」を押しましょう。

ledger live 起動

表示された選択肢の中から「Initialize as new devise (新しいデバイスとして初期化) 」を選択します。

ledger live 設定

使用するデバイスの選択画面が出てくるので、「Ledger Nano S」を選択しましょう。その後右下の「Continue」を押します。ここまでの操作でデバイスの選択が完了です。

STEP2 PINコードを設定する

Ledger Nano S ピンコード設定

PINコードの設定画面では以下の内容が記載されています。

editMEMO


Ledger Nano SをPCに接続し、両方のボタンを同時に押す
右ボタンを押して「Configure as new devise」を選択する
左右のボタンを使って数字を選択し、両ボタン押しで確定する
✔を選択して決定、⬅を選択して数字を消去する

PINコードはLedger Nano Sにアクセスするための重要な情報です。設定する数字は6桁から8桁までとなっていますが、安全面から8桁の数字を設定することをおすすめします。また不用意に第三者へPINコードを明かさないようにしてください。なおすでに利用しているLedger Nano S端末を利用してしまうとこれまでの情報が消えてしまいます。必ず新しい端末を使用しましょう。

Ledger Nano S 設定 PINコード

Ledger Nano Sをパソコンに接続したら上の画面が表示されることを確認してください。

Ledger Nano S 設定

Ledger Nano Sの端末についている2つのボタンを同時に押し込みます。

Ledger Nano S 設定

Configure as new devise (新しいデバイスとして初期化) 」と表示されるので、進む場合は右のボタンを押しましょう。

Ledger Nano S 設定

上の画面が表示されるので、2つのボタンを同時に押します。

Ledger Nano S 設定

PINコードの入力画面が表示されます。6桁から8桁まで数字を入力していきましょう。右ボタンで数字が大きくなり、左ボタンで小さくなります。数字を決定したら左右のボタンを同時押しして次の数字を決定していきます。9の次の選択肢では削除アイコンが表示され、決めた数字を消すことが可能です。

6桁か7桁でPINコードを決定する場合は、削除アイコンの次に表示されるチェックアイコンを出して左右のボタンを同時押しします。8桁まで数字を設定する場合は最後まで数字を埋めて両方のボタンを同時押ししましょう。

次の画面ではPINコードの再入力を行います。PINコードを再び入力したら2つのボタンを同時押ししましょう。

Ledger Nano S 設定

PINコードの設定が完了するとLedger Liveで上の内容が表示されます。「Continue」を押して次へ進みましょう。

STEP3 リカバリーフレーズをかきとめる

次の設定内容はリカバリーフレーズの保存です。 表示される24の単語をメモしておくことで、端末の故障や紛失が起きてもすぐに新しい端末でアカウントを復旧できます。

Ledger Nano S リカバリーフレーズ

上の画面ではリカバリーフレーズの保存方法が記載されています。日本語では以下のように書かれています。

editMEMO


白紙のリカバリーシートの1番の位置にWord #1を書き留める
書き留めたら右ボタンを押して次の単語に進み、24単語すべて書き留める
左右のボタンを使ってそれぞれの単語を選択し、リカバリーフレーズの確認をする

Ledger Nano S リカバリーフレーズ設定

Ledger Nano Sの端末を見ると「3.Write down your recovery phrase (リカバリーフレーズを書き留めてください) 」の表示になります。左右のボタンを同時押ししましょう。

Ledger Nano S リカバリーフレーズ設定

Ledger Nano Sの画面に単語が1つずつ表示されます。付属のリカバリーシートやメモ用紙などに記入していきましょう。単語を記入したら左右のボタンを同時押しして次の単語へ進みます。

Ledger Nano S リカバリーフレーズ設定

24の単語をすべて記入し終わると上の画面が表示されます。リカバリーフレーズの確認が完了したことを意味する画面です。

Ledger Nano S リカバリーフレーズ設定

Ledger Liveの画面に戻って右下の「Continue」を押します。リカバリーフレーズ設定はこれで完了です。

リカバリーフレーズを記録・保管する際の注意点

リカバリーフレーズがあることで、既存の端末が利用できない状態になったとしても保存している資産に新しい端末でアクセスが可能です。

仮に悪意ある第三者にリカバリーフレーズが知られれば、資産が流出する可能性があります。またリカバリーフレーズをなくすことでLedger Nano Sに保管した情報を取り出せなくなるので、安全な場所に保管して紛失しないようにしましょう。

また リカバリーフレーズをメモアプリなどに記録していると、不正アクセスで情報を盗られる危険性があります。オフラインで仮想通貨を管理できるハードウェアウォレットとしての利点が意味をなさないので、パソコンやスマホ上にリカバリーフレーズを残すことはおすすめできません。

STEP4 セキュリティチェックを行う

Ledger Nano S セキュリティチェック

上の画面ではLedger Nano Sを利用するためのチェック項目が記載されています。内容は以下の通りです。

editMEMO


PINコードを自分で設定したかどうか
リカバリーフレーズを保存したか
Ledger Nano Sのデバイスが純正かどうか

Ledger Nano S セキュリティチェック

これまでの内容の通りに設定してきた場合は1番と2番の項目で「Yes」を押しましょう。その後3番の「Check now」を押します。

Ledger Nano S セキュリティチェック

チェック項目として以下の内容が表示されています。

editMEMO


Ledgerデバイスを接続後アンロックする
デバイス上でダッシュボードアプリを開く
デバイス上でLedger Managerを許可する

それぞれの項目をクリアしていきます。まずLedger Nano Sがパソコンに接続されている状態でデバイスをアンロックしましょう。ダッシュボードアプリはアンロック後に表示される画面のため、すぐにチェック項目はクリアできます。

Ledger Nano S セキュリティチェック

上の画面が表示されるので、右ボタンを押します。

Ledger Nano S セキュリティチェック

これまでの設定で3つの項目にチェックが入りました。

Ledger Nano S セキュリティチェック

セキュリティチェックリストがすべて確認され、利用中のデバイスが純正であることが証明されました。

Ledger Nano S セキュリティチェック

画面右下の「Continue」を押します。

STEP5 パスワードを設定する

Ledger Nano S パスワード設定

セキュリティチェックの完了後上の画面が表示されます。この画面ではLedger Liveのパスワードを設定可能です。

パスワード設定自体は必須事項ではないため、スキップすることもできます。セキュリティ面を考慮する場合は設定したほうがいいでしょう。

Ledge Liveのパスワードを忘れてしまうと1度リセットする作業が発生します。忘れないようにしっかりメモしておきましょう。なおLedger Liveをリセットした場合、Ledger Nano Sに保存した資産がリセットされることはありません。

Ledger Liveのパスワード設定を続ける場合は、パスワードの入力後に右下の「Continue」を押しましょう。

Ledger Nano S パスワード設定

上の画面でLedger Liveの分析データ共有やバグレポート送信などの項目を設定可能です。各項目を決定後「Continue」を押します。

Ledger Nano S パスワード設定

上の画面が表示されれば初期設定はすべて完了です。

Ledger Nano S (レジャーナノS) アプリのインストール方法

Ledger Nano S application install

初期設定完了画面が表示されている場合、中心にある「Open Ledger Live」を押します。

Ledger Nano S application install

「 仮想通貨取引には価格変動リスクがあるため、自己責任の下で利用する必要がある」といった内容が記載されています。内容を理解して「Got it」を押しましょう。

Ledger Nano S application install

Ledger Liveのホーム画面左に表示されている「Manager」を選択します。

Ledger Nano S application install

Ledger Nano Sに対応した仮想通貨のアプリが表示されます。各通貨ごとに記されている「Install」とゴミ箱によってアプリの管理が可能です。今回はビットコインアプリをインストールします。

Ledger Nano S application install

インストール完了後、上のような画面が表示されます。

Ledger Nano S (レジャーナノS) アプリのアカウント追加方法

Ledger Nano S add account

アプリのインストール完了後、左の「ACCOUNTS」欄の+アイコンを押しましょう。

Ledger Nano S add account

アプリの選択欄からアカウントを追加するアプリを選びます。選択後「Continue」を押しましょう。

Ledger Nano S add account

上の画像で要求された「デバイスのアンロック」と「デバイス上でビットコインアプリを開く」動作を行います。

Ledger Nano S add account

デバイスのアンロックはパソコンにLedger Nano Sを繋ぎPINコードを入力することで可能です。その後開いたダッシュボードからビットコインのマークを探し、2つのボタンを同時押しします。

Ledger Nano S add account

上の画面を表示させましょう。

Ledger Nano S add account

アカウント画面で二つの項目にチェックが入っていることを確認して、「Continue」を押します。

Ledger Nano S add account

ADD NEW ACCOUNT画面でアカウント名を自由に変更して、チェックマークを付けた後に「Add account」を押しましょう。

Ledger Nano S add account

この記事ではハードウェアウォレットLedger Nano S(レジャーナノS)MyEtherWallet(マイイーサウォレット)を連携し、Ledger Nano SでERC20トークンを管理する方法を解説しています。

Ledger Nano SとMyEtherWalletと連携することで、Ledger Nano Sのリカバリフレーズ(秘密鍵)を使用して、イーサリアム(ETH)イーサリアムクラシック(ETC)に加え、ERC20トークンをオフラインでより安全に管理することができるようになります。

Ledger Nano Sでイーサリアムやイーサリアムクラシック、そしてERC20トークンを管理したい方は是非この記事をご覧ください。

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MyEtherWalletと連携してERC20トークンを管理する!

Ledger Nano SとMyEtherWalletの連携方法を解説します。

MyEtherWalletと連携することで、Ledger Nano Sを用いてイーサリアム(ETH)イーサリアムクラシック(ETC)ERC20トークンを管理できるようになります。

イーサリアムとイーサリアムクラシックに関してはLedger Nano Sの専用管理アプリであるLedger Live上でも管理可能ですが、ERC20トークンはLedger Live上では管理できず、MyEtherWalletとの連携が必要です。

また、Ledger Nano Sで管理可能なERC20トークンについてはLedger公式ウェブサイトの対応通貨一覧より確認できます↓

コインチェック事件にも代表されるように、取引所のホットウォレットに資産を預ることには大きなリスクが伴い、Ledger Nano Sなどのハードウェアウォレットで保管するほうがより安全と言えます。

Ledger Nano SとMyEtherWalletの連携方法を解説!

ここからはLedger Nano SとMyEtherWalletの接続から管理までを手順を3つのステップに分けて解説していきます。

手順1: Ledger Nano Sを設定

Ledger Nano SをMyEtherWalletに接続する前に、デバイス自体の設定をする必要があります。

まずはLedger Nano SをPCに接続して、パスコードでアンロックします。

ダッシュボードで左右のボタンを使ってイーサリアムのアプリを選択し、両ボタン押しで開きます。

「Use wallet to view accounts」と表示されたら、右ボタンを押します。

「Settings」という項目がでてくるので、両ボタン押しで開きます。

Contract data」という設定項目があるので、両ボタン押しで開きます。

左右のボタンを使って「Yes」を選択し、両ボタン押しで決定します。

先程の「Contract data」の画面に戻ってくるので、右ボタンを二回押して「Back」を選択し、両ボタン押しで決定し、「Setting」の画面に戻ります。

これでLedger Nano Sの設定は完了です。

一度Ledger Nano Sの設定をしたら…
毎回MyEtherWalletを使用してイーサリアム等を管理するのであればこのままで大丈夫ですが、そうでない場合はMyEtherWalletへの接続が終了した後「Contract data」>「No」に戻しておき、再度MyEtherWalletと接続する際に再設定するようにしましょう。

手順2: MyEtherWalletにアクセスしてLedger Walletと接続

デバイスの設定が終わったら、次にMyEtherWalletにアクセスします。

初めてMyEtherWalletにアクセスする場合、英語のインストラクションがポップアップで表示されます。

MyEtherWalletを使用する上で非常に重要な内容が表示されているので、Google Chromeのサイト翻訳機能を使用して日本語に翻訳して、一通り目を通しておきましょう。

下の青いボタンを押してインストラクションを閉じます。

次に右上の「原文のページを表示」をクリックして、英語表示に戻します。

このポップアップが見当たらない場合はブラウザのアドレスバー右端にあるアイコンをクリックすることで現れます。

ブラウザの翻訳機能がオンのままだと、正常に表示されないことがあるようなので注意しましょう。

代わりにMyEtherWallet自体を日本語表示に切り替えましょう。

MyEtherWallet右上の「English」と表示されているところをクリックして、プルダウンメニューから「日本語」を選択します。

日本語表示になったら、ページ上部のタブから「Ether/トークンの送出」をクリックします。

「どの方法でお財布を操作しますか?」とあるので、「Ledger Wallet」を選択します。

このような表示が現れるので、「Ledger Walletに接続する」をクリックします。

「HD derivation pathを選択する」というポップアップが表示されます。ここでは例としてイーサリアムの管理手順を紹介するので、「m/44’/60’/0′ Ledger (ETH)」を選択します。

選択したら下にスクロールし、「お財布を解錠する」をクリックします。

するとETHの送金画面になり、Ledger Nano Sとの接続が完了です。

手順3: MyEtherWalletでの送受金

最後に、接続したMyEtherWalletを使用して送受金する方法です。

通貨の送り先を間違ってしまうと取り出せなくなることがあるため、十分に注意してください。

とくにイーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)は混同しやすいので注意です。

MyEtherWalletで受け取る

仮想通貨を受け取る場合は、アドレスを確認して、送金元のウォレットからそのアドレスに対して送金するだけです。

「Ether/トークンの送出」の画面の右側からアカウントアドレスを確認できます。

ここに表示されているアドレスを送金元ウォレットでコピーアンドペーストして送金します。

また、「Ledgerでアドレスを表示」を選択することで、Ledgerデバイス上で安全にアドレスを確認することができます。

MyEtherWalletから送金する

各種送金情報を入力してから送金します。

「Ether/トークンの送出」画面の左側から、必要な情報を入力します。

送金先アドレス送出数量ガスリミットを入力したら、「トランザクションを生成」をクリックして送金に進みます。

ガスリミットの入力欄の下にある「+高度な設定:データを追記します」をクリックすると、自由記述の入力欄が現れます。

「トランザクションを生成」をクリックして送金の確認を進めると、Ledger Nano S上で送金情報の確認を求められます。

送金金額送金先アドレス送金手数料の順に表示されるので、それぞれ誤りがなければ右ボタンを押して進みます。

最後に「Confirm transaction」と表示され、トランザクションの承認を求められるので、問題なければ右ボタンを押して承認します。

これで送金は完了です。

Ledger Nano SとMyEtherWalletの連携方法 まとめ

Ledger Nano SとMyEtherWalletを接続し、Ledger Nano Sでイーサリアム、イーサリアムクラシック、ERC20トークンを管理する方法を解説しました。

ハードウェアウォレットであるLegder Nano Sと接続することで、取引所のホットウォレットに預けるよりもより安全に資産を管理できるようなります。

Daichi

Ledger Nano Sを活用してより安全に資産を管理しましょう!

また、Ledger Nano Sについては以下の記事でも取り上げています↓