夢の中
夢の中の自分というのは、果たして本当の自分なのだろうか?こないだ私は、そう悩まざるをえない夢を見た。後輩の芸人にモダンタイムスのとしみつという男がいるのですが、彼が前にブログでこんな事を書いていたんです。
韓国のフェリーの事件を見て思ったと。芸人がライブを主催した場合、何かしらの事故であろうが、仮に自然災害だったとしても、お客様に何かあってはならないと。主催というのは、そこまで責任を持たなければならない、と彼は言う。
彼はかなりマジメにそう考えているようで、ライブのメンバーと会議をして、もし不測の事態が起こった場合は、我妻(後輩芸人)にお客さんを誘導させ、自分は全員の安全を確認したうえで最後に出る事にする、と話し合ったらしい。
その際、問題は桐野安生(同じく後輩芸人)だと。何でも皆の予想では桐野は間違いなく、いの一番に逃げると。逃げる時のセリフは「私、ちょっと見て来ます」らしい(笑)。その役は我妻だと言っているのに、勝手に動いて二度と戻って来ない。それが桐野だと。
そんな事が書いてあった。私は桐野は間違いなくそれだなと思って笑い、皆と共に「お前は最っ低の人間だな」と、起きてもいない災害の件で、桐野を責めたりしていた。勝手な想像でこんな事を言われたら、桐野もたまったもんじゃないですね(笑)。
で、その影響からだろう、ブログを読んでから1ヶ月くらい経った頃に、ライブ中に何か災害的なものに遭う夢を見た。どんな災害だったかはもう覚えてないが、まあまあ緊迫ムードが漂っていた気がする。芸人とお客さんが何か悲鳴を上げていた覚えがある。
そんな中…私は誰よりも早く逃げていた。新台の空き台を取る時のダッシュに匹敵する、神速だった。ズバ抜けたスピードだ。我ながら、実に早くて速かった。これを書いている今も、私は信じられない…。私はそんな人間だったのか…?何だったら、「私、ちょっと見て来ます。」と言ってた気がする。
ああ、自分という人間がおそろしい…。いや、まあ…夢ですからねえ……。
ええ。