呪文
昨日、「色もの落語部」という落語に挑戦するライブで、初めて落語をやってみました。普通の新ネタでも初めてやる時は緊張するのに、初めてやるネタのうえに初めてやる落語では、緊張の仕方すらわからないくらいであった。
落語は、喋る時に上下(かみしも)に振り分けて喋るんですね。まあ、簡単にいうと、男女二人が出てくる話だとしたら、右向いて喋ってる時は女、左向いて喋ってる時は男、という具合に分けるんですよ。
私は男女二人が出てくる話をしまして、本番前の練習でず~っと、左向いてる時は男、右向いてる時は女と、神経質なほどに気をつけて、ず~っと何回も練習していたのです。ここがグダグダになると大変ですからね。
で、いざ本番になって一発目の女の喋り出しで、いきなり左向いて喋り始めた時には、自分自身に度肝を抜かれましたね。何でそんな事になんねん(笑)。右バッターがとち狂って、いきなり左バッターボックスに入るようなものだ。
当然、落語の噺家としての完成度はヒドイものだったのですが、それでも度肝を抜かれながらネタをやり切ったのだから、私も大したものなのかもしれん。普通度肝を抜かれたら、もうネタは出来ませんからね。
一緒に新宿カウボーイの「かねきよ」も出ていたのですが、彼の落語のセリフの出て来なさ加減、そして何よりも長さは、お客さんに苦痛を与える事が目的で作ったのではないか?と思われるデキであった。ドラクエの呪文に「かねきよの落語」があってもいいくらいだ。
途中、何度もセリフが出てこなかった時の彼は、あの会場の中の誰よりも笑っていた。あんなにヘラヘラしている日本人を私は見た事がない。私も人の事を言えるデキではなかったが、「短かった」この一点で彼に勝る。
話自体は結構気に入っているから、どっかでもう一回ちゃんとやりたいなあ。いつか単独でやる事にしよう。昨日、来て頂いた方はありがとうございました~。
それではまた
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