認めたくない自分は、本当は認めてあげたい自分

 

 

僕が長年【嫌われ者】だと思って来たことを

前回お話しました。

   ⇓⇓⇓

【僕は嫌われ者です】

 

 

でもね・・・

 

認めたくないんですよ。

 

自分が

嫌われ者だ!厄介者だ!

 ってことを。

 

 

受けれたくないんです。

そんな自分。

 

 

でも

自己認識では、 「嫌われ者」 って思ってるわけですよ。

 

いつもビクビクと内心、おびえながら

 

 

 

「また嫌われる。。。」

 

「また、嫌われ始めた。。」

 

「いや、きっともう嫌われてる。。。」

 

「いや、絶対そうだ!

なんだコイツ、、、って反感買ってる」

 

 

そんなことを思いながら

この40年間ほど生きてきたわけです。

 

 

出たがり、目立ちたがりな癖に

 

でばった後に、

 

「ぜったい陰で難癖つけられてるんだろうなあ」

 

って身構えながら生きてきたわけです。

 

 

 

これって

 

「嫌われてる」ことを認めたくないから

身構える。

 

 

逆に

 

「おれ、嫌われ者だから!」

 

って開き直ってる人は、いちいち身構えませんよ。

 

 

自分では内心、そうだと思ってるくせに

それを認めないから、苦しくなっておかしなことになるんです。

 

 

トラブルメーカーであることに心痛めながら

笑いごと、ネタにしつつも、平気なふりをしながら

 

どこか他人のせいにして

被害者ぶってる風はあった。

 

 

同時に「おれって、ちょっと、やっちゃう奴でしょ」

的なオーラを醸し出そうとしていた。

 

 

どこまでも

本当は嫌われ者だなんて認めたくない

果てしない抵抗です。

 

 

嫌われ者を認めたくないから

受け入れられないから

自分は輝く存在で、人気者なんだと見せようとする。

 

 

「山原船長 やまっぱら せんちょー」

 

という名前も

その一環だったのかもしれません。

 

 

「船長!? なんだ、この人は!?  何者だ!?」

 

と思わせることで、自分を際立たそうとしてきた。

奮い立たせてきた。

 

内心ビクビクしていることを隠しながら。

(ま、バレてましたけどね。)

 

 

 

ということで、

ここに至って

 

 

僕は、自分が本当は嫌われ者であることに

 「罪悪感、無価値感」を

もっていたことを受け入れることにしたんです。

 

 

 

でも、身体は抵抗する。

 

声がでてこない。

 

 

脚を踏ん張り、肚に力を入れて、ぐっと噛みしめて、

・・・でも、中々その一言がでてこない。

 

 

それでも、もがき、こらえて

ドロッとしたタールのような重い言葉を

 

引きずりだして、とうとう口に出しました。

 

「僕は・・・」

 

「僕は・・・」

 

「・・・」

 

「僕は、、、嫌われ者です。」

 

 

 

銭湯にいって裸になろうとしているのに

最後までパンツを脱がないで抵抗している外国人みたいなもんでしょうか?

 

 

あほか、お前。

みんな真っ裸(まっぱ)なんだから

とっとと脱げ!

 

って感じですよね。

 

 

やっとパンツ脱ぎましたよ。

まっぱです。

 

 

そして、わかったこと。

 

 

 

観たくなかった自分。

認めたくなかった自分。

 

 

本当は、それは

認めてあげたかった自分でした。

 

 

 

長年自分が想いこんできた

自分の姿。

 

 

自分は嫌われ者。

 

 

 

そう思い、抱え込んできた苦しみ。

 

外には吐き出せかった自分こそが

 

ほんとうは認めてあげたかった自分でした。

 

 

 

 

自分で40年間、裁きつづけた自分。

受け入れたくなかった自分。

 

 

この嫌われ者の自分を

許してあげる。

 

 

 

僕は

そう決めました。

 

 

でも

隠れたままでは許してあげることも

許してもらうこともできません。

 

 

表に引きずり出され

そして、ようやく、やっとのこと

許してもらえました。

 

 

誰からでもなく、

自分からです。

 

 

「お前は、ほんとによくやってきた。」

 

 

「ずっとこらえて隠してきて

苦しかったな。」

 

 

そんな声が、内なる声が聞こえてきます。

 

 

 

自分が観たくない自分。

 

それは、本当は認めてあげたい自分。

 

許してあげたい自分です。

 

 

 

あなたの中にも

きっとあるんじゃないでしょうか?

 

 

観たくない自分。

受け入れたくない自分。

 

 

「罪悪感」

 

 

それを手放す方法は

 

 

認めてあげること。

 

そして

 

許してあげること。

 

 

 

そしたら、分かります。

 

気付きます。

 

 

何に気付いたのか・・・?

 

 

それは、また次回お話しますね。

 

 

「私は、私を許します。」

 

Let's まっぱ! ・・・そこから始まるのです。