Real-Me!魂のプレゼンコーチング
「本筋・核より大事なもの」
先日、Real-Me!コーチングで「自分軸発見」セッションをしたときのことです
大きな気付きがありました。
「本筋・核より大事なもの」
クライアントさんはプロの女性カウンセラー。
Real-Me!コーチングはその人の大事な核(コア)を探し当てていきます。
自分自身ではなんとなくわかっているが
どう言葉にしてよいかがわかっていない想い
あるのは分かってるけど
明確にカタチにできていないもの
その大事なコアを一つひとつ対話の中から
拾い上げていきます。
その女性カウンセラーは非常に感性鋭く
自分ではしっかりと感覚としてキャッチしているのですが
言語化が極めて苦手。
人に伝えることができないのが悩みでした。
分かってもらえない、もどかしさです。
それがセッションを通して彼女の大元、今まで大事にしてきたもの、その点と点がつながり軸が通りました!
自分が今まで分かっていたけど、不確かでいたものが、ピシッと軸が通ったとき、彼女の中に自分のやってきたことの確信が起きた!
自分の中に明確に意識できる本筋です。
言語化できるもの。
僕の中ではこれで「今日の任務は無事完了だ!」と思ったのですが、そこからが意外な展開でした。
彼女はさらに細部にこだわってモゴモゴしているのです。
大元の筋が通ったので、あとは枝葉のようなもの。
大勢には影響しないのに、なぜ??と不可解に思ってました。
「そこは本筋ではないから、大丈夫だよ」
そう伝えますが、彼女は
「ここがスッキリしないと進めません!」
しつこく食い下がります。
重箱の隅をつつくようなところなのに・・・と勝手に感じてた僕は
「ええい!この分からんちん!!」
最初そんな風に感じていました。
でも、その後諦めずに対話をしていった結果
彼女のおかげで新たな視点が生れました。
本筋・核よりも大事なもの、
まずは相手の不明瞭な状態を理解してあげること。
彼女はこう言ってくれました。
「船長が今日引き出してくれたものって、本当にすごいと思う!これを引き出せるのってやっぱり船長だなあ、って感心してた!」
「でも、私が引っかかってるところがどんなに小さなものでも、それを受け止めて欲しかったんだよお。。」
「そこに引っかかってるのを、分かって欲しかったんだよお。。」
「それが核で本質なことは分かってるけど、私が感じてるひっかかってる気持ちを受け止めてくれなかったから、素直に受け取れなくて反発してたんだおおおお」
その気持ちを吐き出した後は一転、彼女はすっきりして落ち着いて、引き出された自分軸について素直にその価値を感じていました。
おいおい、さっきまで超ダメ出しして癖に・・・
とも思いましたが、そこではないのです。
どんなに僕からみて本筋(核)でなかろうが、彼女にとってはひっかかっているという事実が大事なところだったのです。
やっぱり人は分かって欲しい生き物。
自分の軸が明確になることは大いなる強みですが
軸さえ通れば揺らぎないか、というとそうでもない。
それを痛く感じました。
僕の仕事は
その人の核を拾い出し、自分軸を明確にしてあげること
それによって、
その人の発信(プレゼン)が魂から湧き出るような共鳴力を発揮すること
それによって、その人の想いが伝わっていくこと・具現化していくこと
そのためには
自分がクリアであると同時に
相手の不明瞭を理解してあげること
それを分かってもらえたと思うだけで
お互いの心がまず繋がるのです
分かってもらえただけで
人のクリアになる詰まりもあるのです
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