Ｒｅａｌ－Ｍｅ 本当の自分
僕たちは本当の自分を生きているようで
本当の自分を覆ってしまっている
ある別のものを
本当の自分だと錯覚したまま生きています。
では、
本当の自分を覆うものってなんでしょうか？
・・・
それは
親の価値観
学校の価値観、
会社や社会で培った価値観、
それに
メディアから得た世間の価値基準
と周りの目
そしてそれは
将来への不安
現状の不満
過去への後悔
他人のコントロール
被害を受けないように張り続けるガード
といった
思い通りにならないものとなって現れます。
僕たちは、なんでも自分の基準で決めているようで
実は巧妙に親の価値観や所属してきた集団の価値観に、大きく影響を受けて、そこで無意識に刷り込まれた基準で判断しています。
自分の本当に望むこと、歓ぶことを
いつの間にか表現することをためらい、怖れ、
危ぶみ、
どうせ自分には相応しくない、できっこない
そんなことしたら批判されるに違いない
と本当の自分がもつものを
観ないように、感じないようにしていく。
そして逆に欠乏感、不足感、不自由さから
何かを望み、叶えよう、達成しようとあがき始める。
でも、
本当の自分を取り戻していないと
望んでいるものが叶ってるようでいつの間にか苦しくなっている。
がんばれば頑張るほど、孤立し苦しくなるのは
本当の自分からかけ離れてしまっているから。
植え付けられた価値観に背くことに苦しんでいるから。
だから
まず
本当の自分を取り戻すこと。
では
本当の自分とはなに？
自然体の自分
自分を受け入れている自分
自己受容であり自己統合とも言います。
不純物（自分を覆う刷り込みの価値観）をできるだけ取り除いて
純度が高くなっている自分
それは
・不安や怖れ、疑いが薄れて
穏やかな落ち着きをまとった心持ちの自分
・自分の感覚、身体的感覚、五感、直観に鋭敏になっている自分
・常識や損得や利害、効率といった思考優先ではなく
自分の鋭敏な感覚からくる快、不快を基準としている自分
・自分が嫌う自分、卑下る自分、責めてしまう自分
そんな負としてとらえている側面も受容している自分
・自分はこの世に必要な存在として在ることを受け入れ
丁寧に自分を扱っている自分
・自分は幸せに生きるんだ！と決意し、自分はその力も有してることも信じる！と決心してる自分
一見、我がままで無責任なようですが
穏やかさ、落ち着き、温かさを含んだ自然体から出てくる感覚は、細やかな周波数（バイブレーション）を発します。
その人を満ちた感覚にしてくれます。
反面、
欠乏感や欲望からでてくる我がままは、粗い周波数（バイブレーション）。
その人を掻き立てて尖らせていきます。
刺激的な歓びに掻き立てて終わりがない。
自分を取り戻したら
本当に欲するものも見えてきます。
本当に為すべきことが観えてきます。
自分の心（魂）を曇らせるようなことは
やめる、やらない、断る勇気も持っています。
本当の自分になる
とは、
オセロが黒から白にひっくり返るような変化ではなく、少しずつグラデーション的に変化していくもので
一進一退しながら塗り替わっていくようななかで起こっていくもの。
何かをやったからいっぺんに変わるものではありません。
でも、
ある時に気付く。
ああ
これが本当の自分だと。
すごく自然体でいられる自分に気付きます。
自分を受け入れ、大事に思えている自分に気付きます。
そして
「よし、自分は自分の人生を思いっきり生き切ろう！」
と思えてくるのです。
本当の自分になる道は
逆説的ですが、どんなにそう思えていなくとも
まず、最初に
「自分は、本当の自分を生きるんだ！」
そう決めることから始まります。
これは今、リアルに船長の中に起こっている過程です。
僕は今、自分のことを
「Ｒｅａｌ－Ｍｅ」と思えていて
そして、そこから
「Ｒｅａｌ－Ｃａｐｔａｉｎ」
に変貌を遂げようとしている過程です。
Ｒｅａｌ－Ｃａｐｔａｉｎ
その話はまた今度。
今日もＲｅａｌ－Ｍｅで生きると決めるよ ボン・ヴォヤージュ！
