【発信する力】
１０秒で語るとき
それが凝縮されます
限りなく必要なものだけ残し
あとはそぎ落とす
その必要なものを
より伝わるような語り口で伝える
それが10秒トーク
・・・
先日、200名規模の交流会があり
その場で全員自己紹介を行いました。
そこは200名もいますから、
一人当たりの紹介時間は限られます。
その時は
持ち時間、7秒でした。
（注：10秒ではなく、7秒でした）
みなさんでしたら、持ち時間7秒でどう紹介されますか？
200名もいますから、とても全員は覚えきれません。
次々マイクが回ってきますから、めまぐるしい。
7秒ですから、インパクトが大事です。
しかも、ただインパクトがあるだけでなく
何をしている人かも伝わる必要があります。
ほとんど名前と職業名、もしくは会社名を述べる程度で
まったく記憶に残りませんでした。
そんな中でも、やはり記憶に残る人達は
数名必ずいます。
ただ記憶に残るだけじゃない。
その人がどういう人かも伝わってくる発信です。
その人たちの共通点が
限りなく必要なものだけ残し
あとはそぎ落とす
その必要なものを
より伝わるような語り口で伝える
でした。
有難いことに僕も同じように、
記憶に残る紹介だと言ってもらえました。
中には、
「200人で一番良かったです！」
そう伝えに来てくれた人もいました。
普段は制限時間を平気でオーバーする僕ですが
この日は制限時間内に終える必要があったので
珍しく、時間を意識しました。
面白いもので
制限がある方が、人は考えるものですね。
突き詰めると、大事にするものは限られていて
そして決まっているのです。
この日は、夫婦円満コーチとして参加してました。
その時の7秒スピーチです。
「みなさん！夫婦関係が悪いのは、
我慢！！
・・・してるからですよ。
バツイチ、子供7人のパパ
夫婦円満コーチ 山原船長です」
実際には10秒、やっぱりオーバーしてますけどね(笑)
7秒で Ω＼ζ°)ﾁｰﾝ！ と合図が鳴るのですが
あくまで合図で、
そこでバッサリお終いにされるわけではないことは
他の方を観ていて確認済みでしたから
まあ、セーフです。
大事なことは、伝わること。
で、僕は最低10秒は必要だと思うのです。
ほんとに7秒だと、
ちょっとそぎ落とし過ぎな感じがします。
本当に7秒以内だったら、
こうなります。
「夫婦関係が悪いのは我慢、、してるから！
夫婦円満コーチの山原船長です」
もしくは
「バツイチ、子供7人のパパ
夫婦円満コーチの山原船長です」
どちらかしか盛り込めませんので
やっている仕事と人物像、両方を伝えきれません。
むりやり詰め込めばもちろん可能です。
「我慢しないで夫婦円満！
子供7人のパパ
夫婦円満コーチの山原船長です」
標語的にはありですが、
語り掛けには、う～ん、、くどいし
ちょっと流れがすっきりしない。
一応、伝えたいポイントは伝わりますが
ここまで凝縮すると早口で凝縮しすぎだし
大事な間が持てませんし、語りかけもできない。
ただの棒読みになりかねません。
やっぱりこっちの方が、言葉の流れがスムーズです。
「みなさん！夫婦関係が悪いのは、
我慢！！
・・・してるからですよ。
バツイチ、子供7人のパパ
夫婦円満コーチ 山原船長です」
口に出してみると分かります。
僕のポイントとしては、
定説では我慢が夫婦円満には必要のところ
我慢してるから良くない！という逆説にインパクトを置き
さらに、夫婦円満といっておきながら
バツイチ経験というギャップに
子供7人というワードをインパクトにしています。
そんな夫婦円満コーチって何だろう？
この人はどんな人だろう？
って興味を持ってもらいやすいし
そういう語り掛けをします。
それを両方盛り込めるには
7秒と10秒、この3秒の差は結構大きいですね。
だから10秒。
余分なものをそぎ落とし
大事な要素を守り
かつ、それを伝わるように伝える
そう考えると、実際は10秒が
人柄も伝わる最短スピーチなんだと思います。
（この場合、そのオーバー見越して7秒だったのだとは思いますが。）
凝縮された10秒トークの中に、
あなたの大事なものが出てくる。
10秒トークで際立つ、
あなたの発信力！
今日も10秒トークでボン・ヴォヤージュ！
