「小言を言わないと、小言を言われる法則」
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先日、出会ったばかりの人に、いきなり小言を言われることがありました。
名刺交換で名刺を頂いたのですが、僕は名刺を持たずにFacebookとブログだけで活動しているので、お渡しする名刺がないわけです。
相手は60代ぐらいの男性でした。
突然不機嫌になり、「非常識だ！」と怒られ小言をうけることになりまして。
名刺をもたないことが常識か非常識かはともかく
仕事で名刺がなくても不便はない中、仕事でなんら絡みもない相手から怒られる筋合いはないと思うのですが・・・
僕も面白くないので
その方とはそれ以上関わろうとはしませんでした。
で、
今日のポイントは、
「小言を言わないと、小言を言われる」です。
最近、ちょっとした苦言や注意、要望を伝えたいことがあったのですが、なんとなくタイミングを逸して言わずに済ませていました。
ですが、それは不満となって腹の底に蓄積していきます。対象の相手をどんどん見張るようになっていくのです。
そして、相手はなおさらこちらが気にかかる言動をとっていくところが面白いところです。状況がエスカレートしていくのです。
小言が言えない・・・そんな時に今回の一件がありました。
説教じみた小言を威圧的に受けるハプニングです。
その男性には腹が立ちましたが、問題はその人の言い方とか価値観の違いではありません。
僕が不愉快になったのは事実ですし、相手も不愉快だったわけで、まあ、お互いさまみたいなところです。
今日の肝は、「自分が悶々と出せないでいるものがあると、代わりに見せつけてくれる人が現れる」ということです。
もちろん、そのおじさんは僕が小言を言えずにため込んでいることなんか知りませんよ。でも、ここが面白いところなのです。
自分が抑え込んでいるブラック物質を用意してくれるキャストとして登場したのです。
自分がやりたくてもできずにいること
自分がそれはダメでしょと思っていること
そこにエネルギーが蓄積していくと、目の前にそれを見せつけてくれる相手（キャスト）が現れる。
「封じ込めている自分が、他人を通して出現する法則」
なので、その方にはムカつきはしましたが
同時に感謝なのです。
そこに気づかせてくれた相手なのです。
困った相手、というのは往々にして
自分が封じ込めている自分が出現しただけ。
世の中はそういう風にできているのです。
その日、さっそく僕が小言を言わずに済ませていた相手に、小言を発してみました。
実は、今アシスタントをしているtazuちゃんです！
いきなりせんちょーから小言を言われるもんですから、tazuちゃんもびっくりフリーズ。。ちょっと仲は険悪になりかけました。
でも、それをきっかけにお互いの溝やズレを確認しあえることになりました。相手も相手で、僕に言えないことがあってため込んでいたのです。それもこちらから出さなければ、出てきませんでした。
「封じ込めている自分が、他人を通して出現する法則」
tazuちゃんも、小言（ちょっとした違和感や言いたい事）を言わずにため込んでいたので、せんちょーから言われる羽目になったのです。同じでしょ！
小言をため込むと、小言を言われる。
小言を言われるときは、小言を言わずに済ましているとき。
ともいえます。
あ、ちなみに小言を言ったから必ず都合のよい方向に行くかって、それは別物ですよ。そこはあくまでスタートです。
ただ、言わずにいると誰かから小言を受けますよ！ってこと。言わずに悶々としていると、さらに悶々とする出来事が起きますよ、って言うだけのことです。
このちょっとちょっとの小言をため込むと、
他から小言が降ってくるので
自分の些細な違和感を見逃さないでいましょう。
最初は小さいことと思っていることでも、そのうちどんどん大きく育っていくのです。自分が思っている以上に大きい物なんですよ。それ。
お互いエスパーではないので、伝えあっていくしかないのですから。
目の前の困ったあいつは、わたしの現れ。
今日も目の前のあいつは私だ ボン・ヴォヤージュ！
しらんかった・・・でも、そうなんや・・・今度からちゃんと言おう！
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