シャルロット・ゲンズブールの久遠 | キャプテンニッポンのソウル温泉

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シャルロット・ゲンズブールがもう好きすぎて
あの頃、オレはロリだのどロリだの罵られた。



5、6コしかちがわなかったじゃん。

今でもずっと好きで、近作も観れる範囲で
観てはいるんだが、フォン・トリアーの二作は
いくらなんでもあんまりだ。
一子相伝、ゲンズブールの禍々しい血統の
生まれながらにしてエロスの申し子、とは云え
ほぼ内臓な器官まで人様に晒したり、AVでも
あんま観ないようなニケツフォックやらされたり…



でも嫌々やってる風でもないな。
ここ狩られました。下書き段階で。秒殺でした。

でも一体どこの女子がすすんであんなもん
出たがるかっつうの。「でもアタシがやらなきゃ」
葛藤があったにちがいない。とか妄想しながら
観ると余計に興奮する。オレみたいなのが
フォン・トリアー作品の上客だ。カモだ。自分は
桟敷席の座布団から0.1ミリもはみ出さずに
ジャンヌ・ダルクの蛮勇な一歩を冷やかしてる。
元気かな、余計なお世話だろうけれども。



元気だよ

「やだろうとなんだろうと泣こうが喚こうが仕事は仕事」
と自撮りで気丈に笑いながらオレに語りかけてる。ような気が
する。凄い。デコルテが母ジェーン・バーキンの生き写しだ。
縮まってないか?
あの頃、二十歳やそこらのオレと幼気だったキミはもはやそんなに
隔たらない。大人になるということは素晴らしく痛快極まりない。



スマホがぶっ壊れて開けもしなくなったので新調だ。

新しい壁紙とまだ幼かったキミ。


折角近くなったキミをまた遠ざけて手のひらに
のせてみる。耳に当てると少しくすぐったい。