駄々っ子化する家具デザイナーをなだめ、すかし
あやし、さとし、いやし、めぐむ秘書兼愛人。
つまりは河井青葉 in サマーニットの
ヨシヨシとぽんぽんとぱいぱい。

『運命に、似た恋』。断言します。原田知世と斎藤工の
いんぐりもんぐりな本筋とはビタ一文絡まない、100パー
必然性のない、PなのかDなのか制作のエグゼクティブの
河井青葉をゆわしまくりたい願望
が炸裂したか、その邪な思念のみがブレークスルーした
公共放送史上に残る金字塔的シークエンスです。
わざわざな避暑地ロケ、自然光のライティング…

河井青葉のノースリーブサマーニット。薄藤色。
ここまでが限界です。ほんとはここからです。奥田瑛二、ばぶばぶとサマーニットを捏ねくり倒します。
これだ。ドラマティックと必然とは相反するのだ。
制作は己の欲望をべっとりと作品に塗りたくれ。
死に水ならオレがとってやる。