チュウハイです。
 
 
作業の続き。
 
ブリッジを接着しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
元々あったトップの割れは、目視では分かりにくいですが指差してるあたりまで達してます。
 
 
 
ブリッジでこれを補強するために、工程的に微妙なことをやりました。
 
後で再接着するかも知れません…
 
 
 
補強力と剥がしやすさを考慮して膠接着にしてます。
 
 
 
久々に使いました。
 
膠は圧着時間が極めて短く済むのが良いですね。
 
 
 
ちなみに、このブリッジは初期状態で27g。
 
 
 
接着時に24gで、最終的には20g程度まで落とそうと思います。
 
重すぎるとブレースとして機能しすぎる筈です。
 
 
 
 
で、問題のタップトーンです。
 
どう変わったか。
 
ワクワクしながら叩いてみると。
 
 
 
かなり変わる部分もあるし、ほとんど変わらない部分もあります。
 
周波数帯によって影響の濃淡があるのは予想通りですが、想定より変わりませんでした。
 
 
 
 
この不完全なスペクトルをどう読み解くか、どう解釈するか、が重要です。
 
それ次第で今後の作業が大きく変わります。
 
 
 
最も分かりやすい部分を記述してみますと。
 
ここ。
 
 
 
トップチューニングにおけるローエンドは、一般的に180Hz~200Hz付近に設定されます(考え方とギターのサイズにより違う)。
 
4弦3F~6Fあたりの音域です。
 
意外と高いところがボトムなんですよね。
 
ギターとしてのローエンドはもちろんもっと低いです。
 
 
 
話を戻します。
 
現状は見事に186Hzで鳴っており、良い位置です。
 
が、、、この振動は箱にすると+20~30Hz高くなる特徴があります。
 
 
 
よって、このまま箱にしたときの想定周波数は206~216Hzくらいになると予想されます。
 
 
個人的に、この振動は185~190Hzくらいにしたいので。
 
Xブレースやブリッジプレートを削る余地がかなりある、と考えられます。
 
 
 
なので、、、、
 
スキャロップするかなぁ。
 
とは思いますが、他の周波数への影響が出るのでサクサクっと深くスキャロップするわけにも…
 
 
てな感じですね。
 
 
 
 
最近はMateus Asatoをかなり聴いてます(曲らしい曲は2:20~)。
 

 

 
ダブルストップが特徴的な小汚い系日系ギタリストですね。
 
 
 
 
では。