カプセルテレビジョン

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HYOSUNG GT250R

このバイク、興味のある方、実はすごく多いみたいですねw

「カッコイイけど、韓国製だし… 実際どぉなの?」

と思っている方、お気持ちお察し致します(笑)

私は去年までGT250R(2010年式)を所有しておりました。
数年前にバイク雑誌で目にしたこともあり、当時から

かっこいいバイクだなぁキラキラ

なんて、今思い返せば"カワイイ"ことを思っていましたw

何となく立ち寄ったレッドバロン、そこで目にしたHYOSUNG GT250R 仮面ライダー
リッタークラスを思わせる肉厚な車体、圧倒的な存在感、デザイン

やっぱりカッコイイ!

一目惚れ → 即買してしまいました。

そして…

修羅道の始まりです(笑)


1.納車日
店員さんに別れを告げ、いざ!
走り出して10分位でしょうか。
信号待ちで発進しようとしたそのとき

「あれ?あれれ??ギアが入らないよォ~!?」

ニュートラルからローにもセコにも入らん(^-^;)
やむなく路肩に寄せて
エンジン停止 → 2、3分程度様子を見る → エンジン始動後、無事ローに入った。

自宅までの道のり、バイクで20分の間にこんなことが3回も発生しました。

さらに後輪ブレーキ、コイツがやたら大きく泣いてくれますwww
それも「キィーーー」とかじゃなくて

「ブァーーーーーー」(笑)

みたいな、すごく不自然な音で(笑)
その音たるや、通行人が振り返って見るくらいヒドイ、デカイ(;´Д`)

極めつけは自宅到着後、ニュートラルにしてクラッチをはなすと
バイクは勢いよく前にグンッと進み、まるでエンスト状態でエンジン停止。。。

大丈夫スか?このバイク( ゚д゚ ;)

しかし、この時点で現実を受け止めたくない私は特に問題視せず、放置することに。


2.一ヶ月点検
レッドバロンでは新車購入後、一ヶ月点検を無料で行ってくれます。
持ち込み後、早速不具合の報告を。

…で

点検終了後に店員から言われたこと

「お客様のバイクは前後ブレーキパッド、リコール対象車種でしたので今回無償交換しました。
 30分程テスト走行しましたが、お客様の仰るような症状は確認できませんでした。」

オイオイヾ(゚Д゚ )
前後ともにブレーキパッドのリコールって…
聞いてみると、ブレーキパッドが剥がれてしまうというとんでもない危険性があったらしい。。

そして点検後、明らかにギアの入り具合がいい。
ここからバイクを手放すまで、ニュートラルからギアが入らないという症状は起こらなかった。
多分、言えないような状態をこっそりここで対応したのだと思う(笑)

後輪ブレーキの異音もかなり小さくなっていた。
店員曰く何かを掃除したらしい。


3.初めてのツーリング
GT250Rを購入して初めてのツーリング。
走行距離数はトータルで300キロ程度とまぁ普通。
トラブル? もちろんありましたよw

まず、ニュートラルで停止しているのにエンスト状態でエンジン停止は相変わらず不定期で発生。
平均して15、6回に1回位だったかな。
もちろん、ニュートラルランプは毎回確認しております。
後半はこの挙動にも慣れてニュートラでもそぉ~とクラッチをはなすことが習慣に(^^;

峠でダウンヒル走行中に何故かエンジン停止…
それからは30分置きにエンジン停止。
怖い思いをしながらの帰宅となりました。


4.2回目のツーリング
あれは夏の日でした。
走り出して15分位でしょうか

エンジンが止まる止まる(笑)

信号待ちの度にエンジン停止。
やむなくツーリングは中断しレッドバロンレッドバロンへ。
そこで店員に言われた強烈な言葉。

「このバイクは空冷なんで、夏場にエンジンが止まってしまうのは宿命ですねぇ。
 どーしようもないと思います。」

う~ん

さすがに切れる私(^^;)

これまでの経緯を説明すると、妙に納得された様子の店員さん。
無料で預かり、原因究明すると言い出したので遠慮なく預ける。

一週間後、店員からの返答は…

特に異常なし。

そんなあぶねぇーバイク乗れるかと突き返す私(笑)

さらに一週間後、再度店員から連絡が…
やはり目立った異常はなかったが、おそらく原因はプラグキャップだと言う。
プラグキャップはリコール品で、これを改善されたものに交換。
これで安定して火花が飛ぶので、異常なエンジン停止はなくなりますとのこと。

何か納得できなかったが全無料対応の上、保証期間を無期で延長するので不具合を感じた際はいつでも持ってきてほしいと言われた。
それならばと、こちらも納得した上でバイクを引き取って終了。


5.そして、事故は起きた
これは私にとって、GT250Rでの最後のツーリングとなりました。
この時、購入から既に一年が経過していました。
ここまで紹介した不具合にも盲目的に慣れてしまい、発生しても「またか」と気にも止めなくなっていた頃です。
一人でふらっと隣県へ足を伸ばしました。
片道100キロ程度の道のりです。

峠を抜け、市街地へ。
まもなく目的地というところで交差点わきのコンビニへ入ろうとしました。
当たり前のことですが停止しようとしている訳だから普通に、ゆっくりと、ゆるやかに減速していきます。
コンビニの駐車場に入り、停止しようとしたその瞬間!

「ガガガガガガ!!」

っという音とともにバイクは左側へバタン!と勢いよく倒れました。
気がつくと私はバイクの下敷きに。
左足が逆を向いて地面とバイクに挟まれてしまい自力で抜け出せず、5分程もがいていると
親切な二人の男性がバイクと私を引き起こしてくれました。

今でもあの方達のあたたかい対応を私は忘れません。
ありがとう!お兄さん達゚(゚´Д`゚)゚

さて(笑)

バイクですが…

あまりにも急に、ギャグマンガのようにバタンと倒れたためか何とビックリ、左ハンドルとブレーキの先端、前ウインカー破損以外は無傷。
如何に不自然に勢いよく倒れたのかを顕著に物語っています。

私は腕、肘、足をうちつけ血が… 特に腕の傷はひどくダラダラとw

運良く?この街にもレッドバロンがあり、早速電話して事情を説明。
ウソのように迅速な対応でレッカー回収 → 事故原因の調査へ。

結果…

異常なし!

んなバカな( ゚д゚ ;)

しかし、その後店員さんがこんなことを

「ヒョースンのブレーキ不具合が多く報告されているのも事実です。
 今回は全て無償にて対応させていただきます。
 またおかしなことなどありましたらいつでもお問い合わせください。」

そもそもブレーキ不具合が多く報告ってなんだよ!( ゚Д゚)
っと思いつつ、とりあえず慎重に帰宅。
日が暮れたらもっと怖いもんねw


6.売却
もう、さすがに怖くて乗れません。
新車で約50万円で購入した「HYOSUNG GT250R」。
トラブル続きの上、最後には事故、そしてたった一年で売却することに。

ネットで複数業者に一括査定依頼したのですが、その金額にまたビックリでした。
なんと「4~8万円」、結局レッドバロンでオイルリザーブ混みで12万円で売却することに。


っとまぁこんな感じです(笑)
私は18歳で中型免許を取得し、GT250Rは3代目に購入したバイク。
この時バイク歴は13年位ですかね。
だから決して素人ではないです。

最後に、純粋にバイクのレビューをしますね。

●ポジション
 かなりの前傾です。そしてシートがかなり硬いです。
 言うまでもないですが長距離ツーリングには向きません。

●ブレーキ
 前述のとおり最悪です。
 これは命にかかわるので要注意です。
 そして後輪ブレーキは泣きますw

●エンジン
 遅いですね。
 もともとパワーがない上に、それなりの車重がありますから。
 8000回転は回さないとかなり気だるい感じです。

●総評
 走らない、止まらない、曲がらない、と三拍子揃ったバイクです(^0^)b

今回、ブログの第一弾として「HYOSUNG GT250R」私の実体験をありのまま、事実のままに記事とさせていただきました。

しかし、マシンは日々企業努力によって改善、進化していくものですから、同じHYOSUNGでも全てに該当するものではないことをご理解ください。

それにこのバイク、自分でそれなりにメンテナンスができて腕に自身のある人には向いているのではないでしょうか。
私は今でもデザインは好きですし、やはり街で見かけると愛着は感じてしまいますね(笑)

この記事が少しでも多くのHYOSUNG購入をご検討中の方のお役に立てれば幸いです。