警視庁北多摩署の相馬刑事と恋人・瀬戸山亜也子は奥多摩を登山中、手負いのイリシシの急襲を受ける!大格闘の末、相馬は並外れた格闘術でイノシシを倒すが、亜也子は死亡。イノシシを手負いにしたハンターは四人。後日、国立市で起きた殺人事件の関係者に、そのハンターたちの名前が・・・。さらに、事件に連動して亜也子の兄・信夫も不審な行動をとる。相馬を始め、精鋭を誇る北多摩署員が鋭意、捜査を開始!だが、国立市での殺人事件は、怪異な連続殺人の序章にすぎなかった・・・!!


乳頭山(烏帽子岳)に抱かれた清流・葛根田水系で不可解な失踪事件が起きた。忽然と消えたのは、山を熟知したているはずの釣師たち。竿のみを残し遺留品もない。そして、失跡地点の下流から女性の扼殺死体が発見された。二つの事件の関連は?秋田駒ケ岳、乳頭山を望む雄大な自然の中てせ釣部渓三郎の推理が冴える!


ネズミを捕らない猫には用はない。刑事は出世なんかより、犯人を捕まえるのが務めだ。北多摩署の刑事・蟹沢ほど忠実にこの言葉を実行しているものはいない。47歳にもなってやっと警部補。人より10年も昇進が遅れている。風貌は平家蟹そっくり。根は善良で陽気だが、こうと思ったら梃子でも動かない。通称"横這いのカニさん"。そんな北多摩署で拳銃による強盗殺人が三件、若い女性の強姦殺人が一件と事件が相次いで起こるが・・・。

尾瀬の福島県側、奧只見署の老人殺害捜査本部は、手がかりを掴めないまま暗礁に乗り上げた。一方、警視庁の経営団連会頭誘拐捜査本部の中藤一課長は歯ぎりしりしながら推理した。やつらは尾瀬沼のハイカーたちにまぎれて逃亡する。警察にヘリコ゚ターまで使わせて身代金三億円を受け取った。計画的な犯罪だ、完敗だ・・・。しかし、意外にも、次の他殺死体が稜線に残されていた・・・。なぜだ、何があったのだ!?


北多摩署刑事・相馬が急報を受けて、向かった現場。そこでまちうけていたのは、大木にぶらさがった三人の首吊りの死体であった!三人のうち二人は自殺状況であったが、一人には他殺を示す痕跡が・・・。被害者は新宿で金融業を営む飛田。新宿に飛んだ相馬は、飛田のアフィスに残された不審な状況を発見。さらに飛田が、九十億円に及ぶ株券詐欺事件に関与していたことが判明する。地下金脈の闇が蠢く巨悪事件に、相馬の推理は?南房総・勝浦と瀬戸内海・淡路島を結ぶ、壮大な殺人連鎖に挑む相馬刑事の苦闘!


盛夏の津軽海峡に新宿柏木署の刑事・赤瀬の死体が浮かんだ。現場近くに残された警察手帳と靴から自殺と推測されたが、内偵指令を受けた特捜刑事・香月功は単身青森県竜飛崎へ飛んだ、やがて香月の周到な捜査で、赤瀬の背後に謎の女・浅香美紀、暴力団日野原組の存在が浮上したとき、香月の前で新たな凶悪事件が・・・。はたして、赤瀬の死因は?警察、暴力団、一般人を巻き込んだ闇の犯罪とは・・・
立川市のバーの女性店主が殺されてた。北多摩署に捜査本部が。直後店主と旧知の資産家の娘が友人の結婚式に出席した島根県隠岐島で失踪した。蟹沢・相馬の両刑事が出張捜査を申請、捜査専用車で隠岐へ向かった。地元署と警察家の協力を得て娘の消えた西ノ島を踏破ししした二人はついに彼女を発見したがそれは変わり果てた他殺死体だった。

奥多摩の山荘で美術商の男の刺殺体が発見された。男は詐欺師から時価二億円の仏像を預かったまま失踪中だった。特捜刑事の香月と志賀は極秘捜査を敢行したが、やがて国立市内で女子銀行員誘拐事件が発生。だが身代金二億円の受け渡しに失敗すると、直後、奥多摩湖に女性全裸死体が浮かび、さらに富士山麓で連続殺人が。


ラスベガス・カジノの借金取り立て人・石黒友行が刺殺され、現金一億八千万円が消えた。有力容疑者は、唯一アリバイのない石黒の情婦・愛染小夜子。かつて彼女と情を交わした特捜刑事・香月功は、小夜子の潔白を信じて独自の捜査を開始したが、直後、今度は、石黒から巨額の取り立てを受けて居た代議士の秘書が殺害され、事態はますます錯綜した。はたして小夜子の運命は?連続殺人の真相は?


これはミズバショウじゃないは、手よ、人間の手よ!TV局に持ち込まれた尾瀬の一枚の写真が発端であった。掘り起こした花の下には二つの死体があった。心中、しかも男は現職の刑事であった。偽装心中?捜査一課長の特命を受けた香月功は、警察手帳を返上したまま単独捜査を開始した。二つの迷宮入り事件から謎の女が浮かび上がったとき、香月は恐るべき連続殺人の糸を掴んだ。尾瀬の秘境・檜枝岐、ニッコウキスゲの大江湿原、そして穂高屏風岩へと舞台を移した香月の果敢な単独行の意外な結末は・・・?