私が退院した日の午後は
娘の今年最初の塾の日。
私は娘の塾の送迎に付き合うつもりでいたのですが。
パパがそれを許さず。娘の残念そうな顔を見つつ、
娘とパパの2人で塾へ出発したのも束の間。
「お腹痛い……」と娘から電話。
ノロなども流行し始めていることもあり、
この日は塾をお休みにすることに。
帰宅した娘はケロッとしていて、お腹が痛かったことなど
もう過去の出来事。「今から何しよっかなぁ~」と
呑気な事を言い出す始末。
そんな娘の様子をみていた
パパ。
「ママが久しぶりに帰ってきたんだもの、離れたくないよね~」
だとか、
「今日からママと一緒に寝れるね~」
だとか、
「ほら、ママに抱きしめてもらいなさい」
だとか言い並べる。
娘は、私がいない間の張り詰めていた糸が切れたのか。
急に洗面所奥に逃げ込み泣き出した![]()
まったく、娘心を理解してない男だとため息をつきながら、
私が娘の所へ行こうとすると。またしても
この人が。
「ママがいない間、頑張ったものね~」
だとか、
「いいんだよ。泣いて、いいんだよ。」
とか言い並べ、さあパパの胸の中で泣いてくれ!と
言わんばかりに娘を引き寄せようとした時。
「この涙は思春期だからなの‼」と娘が叫んだ。
いやいや、思春期突入の気配すら感じさせてないよね。
そもそも、思春期の人が宣言しないよね。などと
娘に心の中で突っ込みを入れる私の横で。
「そうか!思春期か!それはお祝いしなくちゃね!」
と凄く嬉しそう。
私が入院中も毎日お見舞いに来てくれたし、不在中も
洗濯や掃除なども完璧で、本当にいい夫だなぁと
病院のベッドの上で1人思ったりもしたけれど。
こんなパパ劇場
を繰り広げていると。
娘が本当に思春期に突入した時。
今度はパパが号泣することになるだろうね。
おかわいそうに……と久々の我が家で思ったのであります。
していたから。
