ペタしてね

食欲の秋・・・そろそろ背の青い魚の季節がやってきました。


天然のヒラマサやブリなどは刺身に最高です。


アラを煮物にしても最高です、


やはり、養殖物や半養殖などとは比べ物になりません。


天然物とは身の絞まりや油の乗り方が違ってきます。


どちらかというと、天然物のほうが油の乗りは少なくアッサリしています。


養殖物や半養殖物は人間から餌をもらって食っていますから、どうしてもメタボに


近い状態に成長します。


食べても何か油臭くて食べられません。


煮物にしても一度湯通しして余分な油をとってから煮た方がようでしょうね。


ところで、ブリとヒラマサの見分けた知っていますか?


『ブリは上顎上後端が角張っています。』

魚屋さんのブログ-ブリ口元


『そして胸びれと腹びれの長さが同じぐらいです。』


魚屋さんのブログ-ブリ 胸びれ

『ヒラマサは上顎上後端が丸みを帯びています。』



魚屋さんのブログ-ヒラマサ 口元


『ヒラマサは腹びれより胸びれの方がやや短くなっています。』



魚屋さんのブログ-ヒラマサ 胸びれ



意外と解りづらいので間違えやすいのです。


ポイントはクチヒレ、それから、よこ断面が、ブリは丸に近く、ヒラマサ


は楕円形でよく見ると違いがわかります。


つまり、ヒラマサの方が少しスマートです。


http://www.zukan-bouz.com/aji/buri/buri.html




アオリイカ



九州では結構なサイズ(700g~800g)程度と聞いています。


釣り好きの方なら待望のエギングの時期到来です。



アオリイカは昔は確か、煽烏賊と表記したと思うんですが、今は障泥烏賊で統一さ


れている様子ですね。


なんでも「馬の鞍の下の泥除け」が【障泥】と言い、それに似てるからだそうです。


いつの頃からかイカの王様なんて呼ばれだし、今じゃすっかり高級品の仲間入りして


います。


いい値してますねぇ、アオリイカ。刺身、天ぷら、寿司ダネによく使われます。


夏場が旬で、この時期の卵は中々旨いんですよ。


むっちりした肉厚の身は、食べ応えがあります。


魚屋さんのブログ-アオリイカ 全体



アオリイカのさばき方

アオリはコウイカ(墨いか)と姿は似てますけども、背中の「船」が石灰質甲羅ではなく


ビニール状で、ヤリやスルメと同様の物でして、最初にこの甲の部分に真っ直ぐ包丁


を入れます。


(やり方はコウイカも同じ)深く切らないように注意。


内臓まで切るとスミ袋まで傷つけて真っ黒になってしまいます。


(沖縄のイカ墨汁はこの墨を使う料理です)



魚屋さんのブログ-アオリイカ まな板

魚屋さんのブログ-アオリイカ 包丁入れ 1


魚屋さんのブログ-アオリイカ 包丁入れ 2


魚屋さんのブログ-アオリイカ 包丁入れ 3


足(本当は腕)をつかみ、上に浮かせる様にしながら内臓ごと取り出します。

ここでいったん綺麗に水洗いしましょう。


腹を下に向け、ミミをつかんで親指を皮の境界に突っ込む様にしながら一気に外皮


を剥きます。

魚屋さんのブログ-アオリイカ 内蔵取り出し


魚屋さんのブログ-アオリイカ 表皮 剥き



魚屋さんのブログ-アオリイカ表皮剥き2


魚屋さんのブログ-アオリイカ 開き 内蔵 仕舞い

親指の爪で押し上げている透明の軟骨が解るでしょうか。


注意深く軟骨だけを剥がし取り、そのまま引っ張ります


軟骨が取れたら」、内臓を取ります。



魚屋さんのブログ-げそ 処理 3-1



魚屋さんのブログ-げそ 処理 1 魚屋さんのブログ-げそ 処理 2

魚屋さんのブログ-げそ 処理 2 魚屋さんのブログ-げそ 処理 3

目の上に包丁を入れて、目を取り出します。


魚屋さんのブログ-げそ 処理 2


足の(2本は手:触手らしい)の付け根に口(烏口)がありますから、これも取ります。

口の周りの筋肉ごと(球状)取っても良いですし、黒いくちばしだけ取っても良いです。


この口の筋肉だけ集めて。串に刺し焼くと美味しい。


魚屋さんのブログ-えんがわ 耳 魚屋さんのブログ-えんがわ 耳 皮剥

この耳の皮も剥きます。

耳も刺身

(糸作りにすると、胴とは違って、コリコリした食感があり、美味しい)


魚屋さんのブログ


内側の薄皮は割合簡単に剥けます


問題は背の薄皮です。


肉に密着して、剥くのが非常に難しい。


ですので、そのままにしてまず三等分くらいのサクにします。加熱調理ならば格子状


に(縦横でも)背の方に切り目を入れれば良いのですが、刺身はそうもいきません。


厚い薄皮は口に入れても咬み切れません。魚の皮を引くようにサクを外引きか内引


きにして皮をひきます。


魚屋さんのブログ 魚屋さんのブログ

魚屋さんのブログ


アオリの薄皮の厚さが分りますね。



魚屋さんのブログ


魚屋さんのブログ


ミミもゲソも当然食べれますよ
 
もっちりしたアオリの刺身は「イカの王様」に相応しい上品な味です。


塩(岩塩おろしが旨い)を少量つけ、レモンを絞ると山葵醤油では味わえない甘みを


堪能出来ます。


品のある烏賊。そう言ってもいいでしょう。


では  次回まで (^-^)/


















アワビは、おそらく世界で最も高価な食材の一つだと思います。

日本や中国では特に古くから海産物として珍重されてきました。

昔も今も一般庶民にはなかなか手の届かない高級品です。

アワビの値段が高いのは、漁獲される個体数が少ないことがその主な理由です。

しかし、近年、養殖技術の世界的な向上に伴って比較的値段の安い外国産の養殖アワビが輸入されるようになり、回転寿司でもアワビの握りを見かけるようになりましたが、それでもまだまだ高価です。天然採集物の国産大型アワビ類は、浜値でも殻を含む重量で1kgが7千円~1万円もします。

アワビの人工生産技術は非常に発達していて、特に日本の技術は進んでいますが、日本国内では、飼育下で食用サイズにまで大きく育てて販売する養殖業は盛んではありません。陸上施設の建設費や光熱費、人件費が高く、商品となるアワビの値段が高くなって採算がとれないことが主な理由です。各地の種苗生産施設で人工生産された種苗の多くは海に放流されています。

アワビは非常にたくさんの卵を産みますが、自然ではそのほとんどが生まれてまもない時期に他の生き物に食べられたり、餌不足のために死んでしまいます。

この生き残ることが難しい時期を人間が水槽の中で飼育し、充分に大きくしてから自然界に放流するのです。放流された稚貝は海の中で数年間にわたり成長した後に漁獲されます。大きな岩やブロックを海底に投入することなどにより、アワビが住みやすい環境を作り、餌となる海藻を育て藻場造成も同時に行われてきました。

魚と違ってアワビはそれほど遠くへは移動しませんので、それはまさに牧場に牛を放牧するようなものです。日本全国の磯はアワビの「海洋牧場」となっているのです。

アワビは通常赤褐色色の殻を持っていますが、人工生産されたアワビの稚貝は天然のアワビと飼料が異なるために鮮やかな青緑色の殻を持っています。

放流後に成長した部分の殻は赤褐色になりますが、放流時の青緑色の殻は殻の頂部に残ったままなのです。

丁度、青い帽子を上に乗っけた様な形になります。

この青い帽子のような頂部によって天然なのか放流された人工飼育ものなのかがわかります。

最近、絶対的な個体数が少ないこともあり、人工飼育されたアワビが市場に比較的多くなってきました。

青緑色の帽子を乗っけたアワビ見たことありませんか?

人工飼育されたアワビだから『美味しくない』とかということは全くありません。

天然のアワビと全く変わりありません。ただ稚貝の時に人工飼育れたか、自然で育ったかだけの違いです。

比較的安いコストで飼育されますが、放流後のアワビが成長していく環境を海の中で作ってやることが大切です。

私たち人間は海を汚し、自然の環境さえも変えてしまおうとしています。

温暖化の影響により、潮の流れが変わり今まで漁獲されていた魚貝類が取れなくなったり、取り尽くしてしまったり、成長過程の中にある稚魚や稚貝まで根こそぎ取り尽くしてきました。

市場が要求しているのか、漁獲する漁師に問題があるのかはわかりませんが、アワビに関してはある一定の規格以下のサイズは漁獲してはいけないことになっています。

しかし、市場には明らかにこれは漁獲してはいけないサイズだろうと思われるサイズのものが多々あります。

前回にも記載したように、アワビ漁は素潜りで漁獲されています。

潜水する漁師は、活きの長い人で数分近く潜水ができます。

海の底から浮上してきたら息絶え絶えの状態です。

そして、潜水病になる危険性と隣あわせの生活をしています。

潜水病とは、気圧の高い水中深くから急に浮上するときに、肺中の空気圧の調整が間に合わずに起こる病気で筋肉や関節の痛み・耳鳴り・呼吸困難などの症状があります。

価格が高くなるのもわかる様な気がします。

しかし、市場はそれでも漁師から安く買い取ろうとします。

そして、利幅を乗せて消費者に提供しているのです。

魚市場で競りをしているにもかかわらず、価格調整がされているとしか思われません。

では、価格調整がされる前に買えば安いだろうと思います。

そうです、確かに安いです。 毎日のお父さんの晩酌のお摘みに出せる価格とまでは行かなくても、財布のヒモを握っているお母さんの裁量によっては不可能ではありません。

激安ネットがあるじゃん・・・・

ちよっと!待ってください。

良く吟味しましたか? その価格やサイズ?

通常、市場に出回るサイズは約200g以上のサイズです。

大きいサイズで400gまでぐらいです。


魚屋さんのブログ
上の写真が丁度400gサイズです。

手の大きさによってアワビの殻の大きさが想定出来ます。

そのネット価格kg/単価 は幾らになっていますか?

g/単価は幾らになっいますか?


よーく計算してみてください。


因みに、某魚市場の2009/9/12(土)のアワビの競り値です。

高値 9000  中値 7000 安値 5000 となっています。


これは全てkg/単価 です。

何か気づきませんか?((o(-゛-;)

ネット価格と比べてみてください・・・何かに気づくはずです。


でも、まだまだ市場価格は高いです。

お父さんの晩酌のお摘みの値段ではありません。

近い将来、お父さんの晩酌のお摘みに出せる様な価格になることを切望してなりません。


次回に続く   (*^o^*)/~