今日の1冊は、
【琥珀の夏】
#辻村深月
*
30年前、
夏季合宿に参加した11歳の法子と
その施設で生活している同い年のミカが出会い・・・
しかし、その後は、
日常の中で
自然と忘れ去られていった。
その30年後に
施設跡地から、
白骨死体が見つかる。
*
ココで、犯人捜しのミステリーが始まるか、と思いきや。
そうではなくて、
その事件はきっかけにすぎなかった。
親子の絆
幼い友情
*
どう捉えるか、
どう打開していくか、
大人の子どもへの関わり方は?
登場人物の心情が、
深く深く描かれている。
*
そして、
そこにある景色や情景は
キラキラと琥珀色。
しかし、テーマは重くのしかかり、
思いもよらない方向へと
引っ張られていった。
大人のエゴ、自己保身に子どもは振り回される。
法子とミカの心情が、
細やかに描写され、
辻村さんの筆に引き込まれる。
法子もミカも
幸あれ、と心からエールを送りたい🎵
*