今日はハロウィン。Twitterで地味ハロウィンを検索した以外は特にハロウィンらしいことはしていません。韓国のニュース、怖いですね。いつか渋谷のハロウィンを見学してみたいなとほのかに憧れを抱いていたのですが、そんな気は失せてしまいました。ハロウィンで、もしくはハロウィンじゃなくても、アニメキャラのコスプレをする方がいますが、コスプレの魅力が私にはまだ分からないんですよね。好きなキャラクターがいても、そのキャラクターになりたいという感情は芽生えたことがありません。でも、地雷系のメイクやファッションは1度やってみたいと思うので、それに似ているんですかね?道を歩いていて知り合いとすれ違っても自分と気付かれないくらい別人になってみたいんです。コスプレも、自分じゃないものになれて、それが自分の好きなものだったらと考えると結構いいのかもしれません。こんなことを書いてるうちにハロウィンの日は終わりそうです。




声優の小野大輔さんがゲスト出演されたラジオ、ミュージックラインの中でお話されていたキャラクターの幸せについてのお話が好きすぎて自分用に文字起こししました。ちょっと前にSnowManの佐久間さんのラジオにゲストで出演されていた時も同じようなキャラクターの幸福願望のお話をされていましたよね。エルヴィンを通じて小野さんに出会ってファンになった身としては、こうして小野さんがエルヴィンについて語ってくれるのは本当に嬉しいです。進撃の巨人には好きなキャラクターが多すぎて、というか、もはや全員好きな箱推し状態なのですが、その中でもエルヴィンは特に好きなキャラクターの1人です。漫画で白夜の回を読んだときは、その後しばらく白夜のことしか考えられませんでした。どうしてリヴァイはアルミンを選んだのか、その理由を自分で納得できるように言語化したくて、何度も読み返して、アルミンとエルヴィンを比較したりして。リヴァイの気持ちが変化するきっかけとか、沢山思いを巡らせました。リヴァイはアルミンを選んだんじゃなくて、エルヴィンを選ばなかったんだと言うことは簡単ですが、それをもっとちゃんと言語化したかったんです。今でも完璧に納得する答えは出ていませんが、一言で表すと運命だったのだろうと思っています。フロックの「悪魔」発言、ハンジさんのエルヴィンが必要だという言葉、アルミンの夢を語るキラキラした目、エルヴィンの過去に囚われた夢、ケニーの最期の言葉、注射を打たれるタイミングで手を振り払ったエルヴィン、死んでくれと言われてありがとうと言った事実。全ての要素が重なってあの結果になったんだろうと自分の中で結論付けています。偶然の要素と必然の要素、全ての要素が揃ったからあの結果が生まれたわけで、どれか1つでも欠けていたら全く逆の結果になっていたんじゃないかなーと。白夜の話は無限にできてしまうのでこれくらいにしておきます。




ここまであたかも漫画をリアタイで追っていたかのように話をしてきましたが、私が進撃の巨人にハマったのは意外と最近です。YouTubeのはじめしゃちょーのチャンネルで進撃の巨人を配信しているタイミングでアニメを見て進撃の巨人の面白さに気付きました。当時は高校生でお小遣いもろくに貰えなかったので、マガポケでちまちま原作を読み進めていました。受験生だったのですが、進撃の巨人はあまりに面白くて読んだ後の充実感が凄いので、勉強せずに漫画を読んでいても不思議と罪悪感がなかったのを覚えています。ちなみに大学生になってからバイト代で原作を全巻揃えましたが、マガポケ版(連載版)と単行本版で変更されている箇所に気付けたので結果的に良かったなと思っています。他にも、私にとって受験と進撃は密接に関わっていました。カフェで共通テスト予想問題集を解きながらマガポケで進撃の巨人を読んでいたこと。共通テスト当日、憧憬と屍の道を聞きながら士気を高めていたこと。受験会場が家から遠いので受験の前日ホテルに宿泊したのですが、緊張といつもより異常に柔らかいベッドのマットレスのせいでなかなか寝付けない夜にエルヴィンのキャラソンの『Hope Of Mankind』を聞きながら気持ちを落ち着けていたこと。どれも思い出です。



そういえば、もうすぐ進撃の巨人のスペシャルイベントがありますね。金欠地方住み大学生は現地に行くことはできないので、配信で楽しもうと思います。進撃の巨人のアニメの続きはいつ始まるんでしょうね?2023年とのことですが。早く見たい自分と終わるのが怖いから始まって欲しくない自分が喧嘩しています。エルヴィンの出番も一言だけありますよね。進撃の巨人 The Final Season 完結編でエルヴィンのとびきり優しい声が聞ける日が待ち遠しいけど、その回は辛すぎるから純粋に楽しみとも言えない。これもジレンマですね。以下、ラジオの文字起こしです。






いつも最初に考えるのはその役の幸せですね

進撃の巨人のエルヴィン・スミスだと

あの人最初分かんなかったんですよ、何考えてるのか

なぜ調査兵団にいるのか、なぜ戦っているのか

「心臓を捧げよ!」っていう言葉を彼は兵団の団員たちに投げ掛けるんですけど、何かその先にある、巨人を倒すっていうことの先を見ている気がしたんですよね

でもそれ劇中ではなかなか語られないっていうところで

うーん、どうしようと

自分の中で探ってました

でも、この人の幸せってもしかしたらシンプルに「知りたい」なんじゃないかなって思って

巨人が何者なのかっていうところが「知りたい」んじゃないかって

「人類の為に巨人を駆逐する」が表向きには見えてたと思います

皆そう信じてたと思います

でも、この人もしかしたらそんな自分以外の誰かの為っていうこと以上に自分が知りたいっていう欲の為に生きてるんじゃないかなって思ってました

で、それが劇中で進んでいくと語られて、それが合ってたんですよ

父親の仮説を証明する為に生きてたんですよね

彼にとってそれが幸せだったんですよね

でもその幸せに突き進む中で仲間のことを想うっていうことももちろん嘘じゃなくって

それも彼にとっての使命であり生きる意味ではあったんです

でもその一番先にあるのは自分の幸せ、「知りたい」だった

───いや、凄い。なんでそんな的確に読み解けたんですかね?

それはでも、ちょっとずつヒントがあったんだと思います

「君には何が見える?」ってエレンに問いかけている時は前を見据えているんですよ

エレンを向いているんじゃなくって

どこか先を見ているんですよ、あのコマって

アニメにも描かれてますけど

ってことは、もしかしたら巨人を倒すことの先を見てるんじゃないかなって

だからちょっとずつヒントがあって、それを頼りに幸せを自分の方に引き寄せてくるみたいな感覚でよく役を作ってますね

───それを何個もというか、ほんと凄い数やられてきてどんどん精度が上がるというか、なんか占い師みたいな、なれるんですかね?もう最初に人格判断というか。的確じゃないですか、ほんとに

ですかね~

あのこれって、でも今言った進撃の巨人がね一番難しかったんです

語られてなかったから

実は語られることが多いんです、ちゃんと

ちゃんと読んだらちゃんと分かるはずなんですよね

その人の幸せっていうのが

(中略)

────凄い話ですね。キャラクターにとっての幸せをいつも追求して

なんか、自分が演じるんだったら自分の役に幸せになって欲しいじゃないですか

だから、そうですね、演じる役の一番のファンでもありたいって思っていて

だったらこの人の幸せを分かってあげて表現してあげたいなっていつも思ってます

────小野さんいい方ですね

いやいや、何をおっしゃいますか

とんでもないですよ、ほんと

結局、自分が幸せなんですよ

人の幸せを演じ切ることができたら、表現できたら