あれは俺が18くらいの夏、夜中まで仲間とスケートしていた時でした。

駅前の大通りを後ろ向きに歩くおばさんが…



何?あの人?



時は丑三つ時…



後ろ向きおばさんはフラフラと歩き、時折止まっては空を指差している…






髪は遠目からでもわかるくらいボサボサ…



アイツ大丈夫?



ヤバいんじゃない?



その動きは不思議で俺らは恐怖さを感じていました。



ちょっと近づいて見てみよう!



車を出し、近づき、後ろ向きおばさんと平行して車を走らせました…



うわぁ!!



顔が…







藤原ノリカちゃんソックリ!





えっ?





違うか。






藤原組長ソックリ!






ヤバいヤバい!!





おい!!



何かしゃべってるぞ!!





大きな満月を指差し、何やらつぶやいている…




先回りして車を停め、エンジンも切り、車内から様子をうかがう。




来た!来た!




目…




あいてる?




シィー!!




聞こえた?




えっ?




ほら!







「タマサブロウ…」





「オカエリクダサイ…」






は?





玉三郎?


お帰り下さい?






ナニソレ?







怖くなった俺達は、慌ててその場を逃げ出そうとエンジンを掛ける!



スカッ!



アレ?



かからない…




おい!!




早く!!




ちょっと待ってあせる




ふと、おばさんを見ると、後ろ向きだったはずが、前を向き、こっちを見ている…





俺らは固まり、身動きできない…





ニヤリと笑いおばさんが四つん這いで近づいて来る!!





ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!!




頼む!!


エンジン掛かってくれ!!




ブォ~ン!!





よし!





一気にアクセル全開で逃げる!





危なかった…





何とか逃げ切れた俺達はホッと肩をなでおろした。





あとでわかったのだが、玉三郎とは、
昔、…あの場所でキャン玉狩りをしていた男がいて、立派なキャン玉袋を持った少年が、その餌食になってしまったとか…




キャン玉ちゃんに聞いてくれ!!






めでたしめでたし。
あれは自分がまだ二十歳くらいの時でした。



毎年のように冬になると雪山にこもっていました。


ニセコ、苗場、妙高、白馬…


仕事内容もさまざまで、ディガー、リフト、ピステン、パトロール、インストラクター、降雪、皿洗い…


その年はバンクーバーで知り合ったモヤシ君と白馬の栂池で降雪の仕事をしていました。


降雪とは、人工雪を降らせる仕事で、主に雪が溶けやすい場所に、霧状の水をジェット噴射させ、ゲレンデを快適にする仕事です。

仕事時間は夕方からで、まず機械を何ヶ所かに設置し、あとは朝まで交代でモービルに乗って見回りします。


その日は四国のサーファーと二人で山頂のゴンドラ小屋に泊まり、仕事していました。


交代で降雪機械の見回りをしている時、サーファー君の戻りが遅い…


モービルで30分くらいのコースだが、かれこれ一時間も戻らない…


彼は海の男で雪山は初心者…
無線を入れるも反応がない…


自分は懐中電灯を持ち外に出た!

すげー吹雪!
膝上まで雪で埋まる…
ヤバいかも…
モービルは使えないな…
そう思い歩いて真夜中のゲレンデに出ました。

視界は無くどこを歩いているかもわからない。

ゲレンデのハジを伝って歩いて行く…


30分くらい歩いたでしょうか?


かすかに明かりが見えました。


いた!?


近づくとやはりモービルのライトとわかる!


そこには、まるで何かに取り憑かれたかのように埋まったモービルの周りを掘るサーファー君が…

おい!!


無理だよ!!
早く戻るぞ!!



…。




反応なし…



おい!!


彼を揺さぶりながら言う…



…。


彼のグローブは真っ赤に染まっている…



えっ!?


もういいから戻ろう!!



突然振り返った彼は僕に襲いかかる!!



彼の手は冷たく、顔は真っ白。



怖くなった僕は彼を振り払うように殴る!


倒れる彼…


大丈夫か!?


声をかけているとふと、頭の上に視線を感じた!

見上げるとそこには、真っ白な女が立っている!

うわぁ!!


体が動かない…


女が耳元でつぶやく…














今日Hしよ!








えっあせる








良く見ると藤原ノリカちゃんソックリ!




いいんすか?




でも体が動かない…





大丈夫…





そのまま仁王立ちスタイル!





あ~気持ちぃ!

なんつってね!!


バカヤロ!!



おしまい。
1・2・3・4!!


I want you

I need you

I love you


頭の中~ガンガン鳴ってるmusic!!

ヘビーローテーション!!



えっあせる




別に好きだよAKBひらめき電球


タルサで使うのはヘビーローション!!


あ~きもいぃ!!


なんつってね!!




お試しあれ音符
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