ＣＡＰＡＮＮＡを
つくりたかったのか。
単純に
人を喜ばせることが
好きだったのだと思います。
人は事あるごとに
外食をします。
そんな日常の中でも
ちょっとした非日常をつくり
食の時間を通して
人を喜ばせたかったのです。
非日常的な雰囲気で、
非日常的な料理で、
非日常的なサービスで、
私たちのＣＡＰＡＮＮＡで
訪れるゲストが楽しんでいたり、
幸福そうな様子を見たり、
共有できることが喜びでした。
私はほぼ起きている時間の全てで
もっとゲストにお喜びいただけることを
考え続けています。
もう２３年前のある日に
あるゲストから
「彼女の誕生日を祝いたい」
とご依頼をいただきました。
ゲストとお打合せをして
ドルチェミストのプレートに
「Ｈａｐｐｙ Ｂｉｒｔｈｄａｙ 〇〇！」
とチョコシロップで描き、
慌てて東急までロウソクを買いに行きました。
当日の食後に
ドルチェミストプレートにロウソクを灯し、
テーブルへお持ちして、
ご依頼のゲストがお持ちになった
カメラでお２人の写真をお撮りしました。
今からすると、とても簡易なお手伝いに過ぎません。
それでも、お２人は大変お喜びになり、
通常とは比較にならない程、
幸福そうでした。
そして、簡易なお手伝いしかできなかった私に
お２人はとても感謝していただけました。
これが全ての始まりでした。
通常の食の時間を通して
ゲストにお喜びいただいてきましたが、
それとは全く異なる
お２人の大きな喜びと幸福感。
そして、そんな大切な日に
ＣＡＰＡＮＮＡをお選びいただけたことに対して
とても誇らしく、光栄に思えました。
私の中で「これだ！」と強く感じました。
誕生日の方々を
もっともっと喜ばしたい、
もっともっと素敵な思い出をおつくりしたい、
もっともっと応援したい。
バースデーケーキを用意しました。
ローソクをいっぱい用意しました。
ポラロイドカメラを用意しました。
ケーキの登場シーンの演出に
スティービー・ワンダーの曲を用意しました。
それらをお食事をしていただけるなら、
無料サービスにしました。
そして「バースデーサービス」として
手書きの広告をつくって
モノクロコピーしたものを
お会計時のゲストにお渡ししました。
誕生日をお祝いするゲストが
日に日に増えていきました。
ゲストの嬉しそうな笑顔や
幸福そうな雰囲気が増えていきました。
私は自己満足かもしれませんが、
多くの人たちの笑顔を生んでいること、
幸福感を生んでいることに対して、
お祝いを通して多くの人の役に立っている、
という喜びが増していきました。
もっと、お喜びいただけることができるはず、
と思い続けて２３年が経ちます。
今では、誕生日のみならず
各種記念日やお祝いごとなら何でも、
喜んでいただける応援をさせていただいてます。
ケーキもご予約の朝につくる
カフェキャラメルマキアートの北海道純生ケーキに
ご依頼のメッセージを入れる特別感を出しました。
ロウソクもスパークキャンドルを加えて
花火のような華やかな演出をしました。
デザインソフトのイラストレーターを
使えるよう勉強したので、
そのゲスト専用のデザインやメッセージを入れ、
i Phoneで写真を撮り、メインＰＣに送信して、
そのデザインに写真をはめ込み印刷して、
オリジナルフォトカードとしてプレゼントできるようになりました。
同様に専用のデザインやメッセージを入れたカードに
ご一緒にいらした方々が思い思いにメッセージを
書き込める、寄せ書きメッセージカードも
プレゼントできるようになりました。
オリジナルケーキ登場のシーンでも
しっとりお祝い、盛大にお祝い、
ワイワイと賑やかにお祝い等
相応しい洋楽を約100曲ご用意して
様々なお祝いのシーンでも
ゲストのご要望にお応えできるようになりました。
それらを称して
アニヴァーサリーサービスの無料５特典として
今では、多い日には１日に７～８組のお祝いのシーンを
お手伝いさせていただいております。
私たちにとっては、この上ない喜びです。
こんなにも多くの方々の喜びに満ちた幸福なシーンに
立ち会えることが、
そして、大切な日に選んでいただけることが
私たちには、大きな幸福感であり、誇りです。
昨今、ありがたいことに
「誕生日や記念日ならＣＡＰＡＮＮＡ」
という多くの声をいただいております。
そして実際にアニヴァーサリーサービスを
ご利用の方々が、
他の方々に宣伝していただいているようです。
笑顔が、笑顔を生む、
そんなお手伝いができることが
とても幸福なことと感じるのです。
