その決勝戦における我らが石崎了を
追いかけていきましょう。
翼くんのシュートを若島津くんに止められた後、
反撃に出る明和・堀くんから日向くんへのパスをインターセプト。
これにより南葛がこの大会を通じて成長していることを
日向くんに思い起こさせます。
そして、若林くんにシュートを防がれた日向くんに
すれ違いざま、ペナルティエリア外からは
翼くんもゴールを奪えていない事を伝えます。
闘争心に火がつく日向くん。
試合の勝敗よりも、翼くんより自分の方が上だと
スカウトにアピールすることに躍起になります。
これにより、無理な遠目からのシュートばかりになり
前半の明和は無得点となります。
隠れたファインプレー。
ここまで計算した上での挑発だったとしたらかなりの策士です。
前半終了時に沢田くんが勇気をもって進言しなければ
後半もずっと日向くんは「ペナルティエリアの外」にこだわり
もっと楽に試合をものに出来たかもしれません。
そうなればまさに『MOM』級の働きです。
しかしこの後しばらくの間、彼はその他大勢的な
役回りを余儀なくされます。
日向くんの同点ゴールの折には岸田くんとのツインクリアを
ダイビングヘッドで突き破られるという屈辱を受けます。
『あぁ、このまま引き立て役か』
そんな想いがが胸に去来しますが、
これで終わるような男ではありません。
なにせ表紙も石崎くん1ショットの
『おれたちがやるんだ!!』の巻。
ついに翼くん、岬くん、若林くんの3人が
そろって負傷する緊急事態に陥ります。
流れは完全に明和へ
そんな敗戦ムードを断ち切ったのが誰であろう『石崎了』その人です。
チームメイトを鼓舞し、日向くんの弾丸シュートを
至近距離から顔面ブロックで防ぎます。
もう、この一連の流れだけで涙腺直撃です。
そして再延長戦に入る直前、疲労困憊のなかで、
石崎くんの「対抗戦も再延長があったら修哲に勝った」発言で
みんなが盛り上がります。
ムードメーカーとしてもきちんとその役割を果たす石崎くん。
この決勝戦のマンオブザマッチはやはり
『石崎了』で決定なのでは?
控え選手からいつしかなくてはならない存在に。
『石崎了』
やはり只者ではありません。
読んだのはこれ↓

