久しぶりに書く。

先日、1月から計画をしていた
フランス旅行に行ってきました。
約10日間のお休みを頂いて、
短くも色濃い旅をしてきました。

エミレーツ航空の深夜便を利用し、
ドバイでの7時間観光を経て、

懐かしの街Lyonへ到着。
そこからは、休む暇もなく
少し寒くなったフランスの夜中街を
深夜の長距離バスで移動しながら約13時間、
途中、ボルドーで乗り換えをして
お昼前に辿り着いたのは
スペイン領を含むバスク地方は、バイヨンヌ。



とここで、4日間程滞在して(後で書くので今回は端折ります。)
3日の夜中、また深夜バスを使い
旅の目的地Lyonへと舞い戻りました。

私の滞在していた場所はというと、
以前お世話になっていたホストファミリーのお家。
約2年間の月日が経ったのだと
時の流れを感じつつ、
Ça fait longtemps! (久しぶりですね!)
の言葉を忘れないように
駅から道中を歩きました。
小さな駅からの経路は勿論忘れていない。

家のピンポンを押し、
2階からわざわざ降りてきて
荷物を一緒に運んで下さった。
前日に、
『朝方着くなら、朝食を用意して待ってるね!』
と仰っていた通りに、
テーブルには3人分の食事の準備を
していてくれました。


と、このように待ち望んだLyonとの再会をした私ですが、
戻るには
あまりにも長すぎたのではと感じました。
(こと私に関して)
変わらぬ街並みと迎え入れてくれる人々。
滞在中に、どれだけ人情味を感じた事か。

フランスから戻って
2年間日本で過ごした時間は、
勿論、良かった事もある。

帰国後、フランス語に没頭したり
フランスでの生活に恋い焦がれては、
大学の単位を取る為に現実と向き合い、
貯金の為にと、嫌な思いをしながら働き、
友達とはなかなか会えず、
何度も発言の自由を奪われたり、
アイデンティティを持つことが許されなかったり、


やりたい事を見つけなさいという風潮。
他人のチャンスを潰しては、
奪う風潮もまた然り。

日本を好きになろうと頑張った。
日本の文化を理解しようと試みた。
会社へ入り、一度は日本を動かす現場で働く事もしてみた。

だけど、やっぱり自分には合わなかった。
合わなかったと一括りにしては
誰かを説得するには足りないか。

だったら、
ルールに従わせる為に
ネガティブな発言で夢や挑戦の自由を奪う日本社会は、
自分のアイディアを誇りに思い、
常日頃から何か考え事をしている私には、
度量が到底足りないのだ!




もう迷わない。
沢山、しなくていい我慢をしてきた。
頑張ったよ。
無計画だと言ったって、
感情に逆らって生きる事に意味が無いと
十分に分かったから
今やりたい事を見つめる。

そうしないと、
自分のモチベーションが露頭に迷う。

来年のオーストラリアは止めた。


フランスでフランス語での会話をしていきたい。

今の今まで、Visaを所得しなかった事。
語学学校への手続きを済ませなかった事。

もう一度、フランスへ行き自分の気持ちを確かめたかった。

そして、
時間の長さと自分のモチベーションのバランスを知りたかった。

1年間は、嫌なことでも我慢して頑張れる。
2年間は、長い。

純粋に意のままに動く事は
もう戻れないと思っていたけれど、
そんな事は無かった。

自分を好きな自分で在りたい。

そして、他人を愛し
美しい物は美しいと思える
面白いものにはケラケラ笑える
人でありたい。