自分の感情を出す事は、
滑稽なのだろうか。

大人になったら、
人の心を汲み取らないといけないのだろうか。

黙っている人間は、何も分からない。

私もそうすることがあるけれど、
それは、どうでもいい人間を相手にした時か、
話の通じない相手を前にした時。

だから、
自分がそう思う事があるから、
長い間、友達でいる人々に
そうした態度を取られると傷つく。

みんな思っている事は違うし、
行く末路、目指すべき物も違う。

年々、
みんなが離れていってしまうように感じる。

だんだんと、キャリアを重ねるごとに
“現実”と向き合うからだろうか。

そこから、脱しようと試みた人間は、
同士では無くなるのだろうか。


私は、日本以外の話をした時に
それは、日本に住む友人を否定と捉えられるのではないかとビクビクする。

だが残念なことに、
外国についての本やニュース、外国籍の友人の話を聞くたびに私の意識はそちらにばかりいってしまい、
今では、日本での生活が苦痛というか
仕方なくしている事のように感じる。

決して、海外生活に期待をしているわけではないのだが、どうしようもなく日本での生活に絶望感を抱いているという事だ。

あぁ、
口を開けばこんな否定的な言葉しか出てこない。

自分にとっての愛国心はどこへやら。

心から何かを分かち合い、笑いたいと思う。

一緒に笑ってほしい。

こんな事を思うのは、
強要のようだけど、
その点は大人になってほしくなかった。

現実を見るといっても、別けてほしかった。

仕事をし始まると、私達は、
社会人として区別するけれど、
そこに、必要以上の落ち着きがいるのか。

長い間、友達だったでしょう?

今さら、悩みを分かち合えないなんて辛い。
素直に、感情的に笑ったり喜べないなんて
こんなに悲しい事はないよ。