人は一個体である事に一人一人が気がつけば、
私はとっても楽なのに。

生まれた環境、容姿、国籍、豊かさ、全て取っ払った時の状態で、どれだけ自分の力で自分の理想に近づこうと努力するかを分かれば、一人一人人生を無駄にする事も、他人の目が気になることもないのに。

私はバカなのか物事を考えられる人間なのか、自惚れているのか、人によって評価は違って、時に私に非難を浴びせてくる人もいる。
果たして、それは僻みや嫉妬なのか。
バカで私が考えている事を理解できていないのか。

そう思っているのは、私だけではないはず。
私より頭の良い方達は、どれだけ周りに理解されずに変人扱いされてきたのだろうか。

だから、私自身は相手のことを一個体として見ることにしている。
やはり、自分を繕っている人間より、
デザインしている人間の方が面白い。

なぜか、帰り道に虚しくなってまたひとりぼっちに感じてしまった。

おととい、実家に突然帰る事にしたら、
ガレージに見知らぬ男がマスクしてフードを被って工具を物色していた。
怖かった。
ああいう体験をすると、死にたくないと思ってしまう。
例えば、私が私という存在を認められず、
もう何年も集団で、かつ絶対的存在がいる環境で生活するのが辛くて自殺を考えてしまっても、
不意にこの世からいなくなるのと、
時を決めて自決するのでは、
やはり、他人のせいで亡くなるのは嫌だと思ってしまう。

こんなにもシンプルに生きられない状態を、
誰か分かってくれないかな…。